(5日、広島5―2DeNA)
ミスを逃さない。広島はそんな強さも備えつつある。
1点を追う5回。2死から堂林、菊池の連打で一、二塁。続く丸が初球の124キロのナイキ フリー ナイキ レブロン化球を右前に。二塁走者の堂林がかえって、まずは同点。球は本塁に返り、DeNAは一塁を回った打者走者の丸を挟殺しようと、送球。球を受けた遊撃手が一塁側に送球したが、カバーに入った二塁手がもたつく。その間に菊池が一気に本塁を陥れた。
菊池は明かす。「一塁側に送球したら、狙うということになっている。僕と丸の間では通じていたということでしょう」。事前の決まり事を忠実に実行した。