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IDC、『Windows Phone 7』のシェア躍進を予測

2014-11-09 07:45:11 | 日記
調査会社 IDC の予測によると、世界のスマートフォン販売数は2011年に前年比で約50%増加するという。そして Microsoft が上位に肩を並べてくるとの予想は、多くの人にとって驚きとなるかもしれない。

IDC は29日発表の『Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker』で、2010年のスマートフォン販売数が約3億300万台を記録し、メーカー各社にとって当たり年だったことを明らかにした。

同報告をまとめた IDC の上級リサーチ アナリスト Kevin Restivo 氏によれば、2011年のスマートフォン販売数は4億5000万台を超える見通しだという。

今更と受け止める向きも多いだろうが、現在のスマートフォン OS 市場でトップを走るのは、39.5%のシェアを有する Google の『Android』だ。さらに IDC は、2015年も Android が首位を譲ることなく、45.4%のシェアを獲得するとの予測を示した。

なお Nokia が自社製スマートフォンに Microsoft の『Windows Phone 7』を採用するとの発表は、なりふり構わぬ賭けのように思えたかもしれないが、IDC の予測は両社の提携に明るい材料をもたらした。IDC によると、『Windows Phone』は着実にシェアを伸ばし、2015年には第2位のスマートフォン OS になるという。

同報告書では、Windows Phone 7 のシェアについて、2011年は5.5%に過ぎず、現時点で最下位だが、2015年には20.9%までシェアを伸ばすとの予測だ。

一方、Nokia の『Symbian』OS は、同社が Windows Phone 搭載スマートフォン開発を進めるあおりで衰退傾向にあり、現在のシェア20.9%から、2015年には0.02%まで落ち込む見通しだ。