小学校新人用務員の木工・つぶやき

民間会社を無事卒業して小学校の小使いさんになった。 何事も初めてでわからず、おろおろの日々。

小学校のネットフェンスの素人修理ー2 工具 と 番線(ワイヤー)の通し方

2014年02月27日 | 木工・他
ネットフェンスのネットを張る際に必要な工具が一つある。
番線(ワイヤー)を支柱の爪にセットするときに使うものである。



マイナスドライバーの先端にUノッチがあるものである。
市販されているかも知れないが、今回は古いドライバーをサンダーで加工した。
これでワイヤーを引っかけるのである。 この道具が無いとまずネットの組み付けは難しいだろう。


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プロの職人さんの「ネットの張り方」をじゅっくりと見る機会が有った。
張り方は前回書いた事(参考サイト)とほぼ同じであったが、違ったのが番線(ワイヤー)の通し方である。

◎前回書いた方法(参考サイト)
 『一番端から番線を通します。プロは一人でやりますがお手伝いが必要でしょう。このとき番線の先を3cmくらい20度くらい曲げておいて番線を回しながら進めていくと面白いように網目の間を進んでいきます。』

◎今回の職人さん
 『番線の先20Cm位を折り返し幅3~4Cm位のU字型に曲げる。 この時原料の巻いた番線はフェンスの上部がら水車の様につるす。 (地面に置いたまま繰り出すと番線がよじれてしまう)
職人さんはこの方法で1人で10~20M位スラスラと通していた。』・・・ほんと見事であった。
職人さんに1回でどの位繰り出すのかと聞いたところ「番線を繰り出して重くなったらそこで一旦切断して、またそこから操出し繋ぐということであった。
またテンションの張り方は最後に番線を絡げるとのことであった。

その他
◎プロの場合は上下を網にかかりやすく既に折り曲げられており、丸くロール化されたものを使用していた。
◎4mのネット2枚ををフェンス上部の爪に引っかけてから、繋ぎ用のワイヤーで繋いでいた。(地上で長く繋ぐ必要はない)

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まあさすがプロであった。

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まだ少し張り替えるところが残っているので、次回はもっとうまく出来るだろう・・・・楽しみである。







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