第三の青春-じろさん本舗

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今ごろホタルの話しを?

2010年10月25日 | ■地域・就農の情報
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季節外れの話題で恐縮です。
まちづくりコンテスト授賞式でのパネルディスカッションに周南ふるさと大志の吉田屋の女将さんが出席されると紹介しましたが、この周南ふるさと大志には、他にも各界の著名人が居られます。映画監督の菅原 浩志さんもそうです。山口県が舞台で2004年に公開された「ほたるの星」は、今でも全国各地で上映されているそうです。その御縁で周南ふるさと大志に任命されたそうです。

というようなことをツイッターでつぶやいていると「ホタル」にまつわる思い出話に火がついてしまい、すっかり昔、六甲山で夢中になっていた「ホタル調査」のつぶやきを連発してしまいました。ついでなのでブログでまとめておこうとホタルが登場した次第です。

山口県はホタルに恵まれています。周南市の里地里山にもたくさんホタルの生息地があって、シーズンともなれば各所で「ホタル祭り」が開催されます。まあ極端に言えばどこの川辺にも居るようです。拙宅の庭にもたくさん訪れてくれ窓越しに楽しむことができます。
神戸に住んでいた頃には考えもつかないことです。震災前の数年間、六甲遊歩会のメンバーが趣味を兼ねて、六甲山系の渓流の水質調査を行っていました。ホタルも水環境の一つの指標なので「この際、絶滅したと言われる天然のホタルがこの表六甲山(南面)にて生き残っているものか?」という興味も手伝って、数シーズンにわたってホタル調査を行いました。(この調査報告書は森林植物園の資料館に残っているかも)

神戸という町は、切り立った山岳が、ある地点から急に都会(大概は住宅地)となります。中間となる緩衝帯が無いと言えます。この里地里山的な中間点がないところが、六甲山系と向き合う時のポイントで、都市と山岳が直に向き合うという希少な関係は、他に余り類を見ません。
ホタルにおいても、田んぼや畑が無く、都市部の河川はほぼ完全にコンクリで護岸されていますから、生息可能な場所は、山系の沢の入り口周辺に限られます。
山系の渓流は基本的に急流で、ヘイケボタルやヒメボタルには向いていませんが、砂防ダムで流れが緩んだ周辺でしたら、沢の上流にも生息地はあると考えられます。
という訳で、4年間程、天然のホタルを探して、週末は夜間遊歩と称して山仲間を集め、時にはキャンプをしながら、ワイワイとホタル酒をもくろみつつ、平日は、仕事帰りに、そのまま六甲山の沢へ直行したり、5~7月はすっかり夜行性タヌキのような遊歩にハマっておりました。

水質の指標として、神戸市の下水道局でホタルを試験育成している試験所があって、この事が話題となり、これを活用して神戸の河川でのホタル復活を実現させようという活動が、盛んになりつつあった頃です。ホタルの生育環境を整えて後に、カワニナ(ホタルの幼虫の餌になる貝)と幼虫を放流すというような正攻法から、イベントの出し物で「ぱーっと」成虫を千匹近い成虫を川辺に放つというよな邪道まで、いろいろあったようです。
こんな思いつきのイベントであっても(以前より環境が改善されていれば)稀にその環境で繁殖する可能性もあります。
だから、苦労して発見したホタルが昔からの天然ホタルなのかどうかを見定めることも迫られます。どこまでを天然というのか? 人工繁殖したものなのか?・・なにやら虚しいアリバイ(不在証明)をしているようでした。

元々は自分探しのために始めた六甲遊歩でしたから、これはこれで、二重の焼き込みのようで、自分を鑑みることができ、鍛えるによきテーマだったと思っています。夕刻、有馬温泉側から沢に入り、深夜の表側の沢を下って帰る。ワイワイと複数で歩くのは良いですが、沢の一人歩きはキツく怖いです。泉鏡花の「高野聖」のような気分です。四方八方に妖怪の気配を抱えて歩く訳ですから霊的な出来事や、沢に転がり落ち下山できなくなるとか、今となっては楽しい思い出に化粧されていますが・・・・

★かつての眠っている六甲遊歩の記録ならびに資料類を、これを機にこのブログへ引っ越しさせようと思います。資料的には古くて価値も消耗しているものと思いますが、関心のある方は、カテゴリー「遊歩資料館」(11月に引っ越し)の方も訪れて下さい。
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