じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

木綿が好きっ 木綿の顔を見てみましょう

2012-01-24 14:42:07 | 元町じざいや日記

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こんにちは じざいやのさくらこです。
横浜元町・普段きもののじざいやへようこそ!

 横浜では 土曜の雪は積もりませんでしたが 

 今朝 起きたら お向かいの屋根が白くなっていて

 車もうっすら雪化粧。

 久しぶりに氷も見ました。

 こんな冷え込む日には  暖かい結城か郡上

 でも 雪降りの中出かけるなら 厚めの木綿も暖かで濡れてもオッケー。

 木綿は本来 単衣で仕立てると 自宅で洗えるし

 元々 庶民の普段着は単衣が基本でした。

 木綿の栽培の歴史は古く

 インドでは紀元前2000年頃からの行われていたとされています。

 日本へは15世紀の終わり頃から朝鮮、明から大量に輸入されるようになり、

 上流社会での木綿の着用が流行しました。

 これらの中にはサントメ縞(唐桟縞)、ベンガラ縞などがあり、

 後の日本の染織にも大きな影響を与えています。

 丈夫で耐久性にすぐれているため、

 戦国時代の武士たちは幕や旗差物、袴などの衣料に用い、

 需要の増加にともなって三河などで木綿栽培が始りました。

 江戸初期には農民の着物も麻から木綿へと転換し、

 江戸中期になるとほとんど全国的に木綿織物が生産されるようになり、

 各地で特色のある銘柄木綿が生まれ、

 藍染めと出合い、絣が生まれたことで各地で独自の木綿織りが開花しました。

 さらに縞や絣、型染や筒描、藍染など文様と染色技術の進歩とともに、

 多様な綿布が生産されるようになりました。

 木綿以前の庶民の生活は寒さとの戦いで、

 厳寒期にも麻や葛、楮などでつくった衣服のみで過ごすし、短命でした。

 暖かくて丈夫で肌触りのよい木綿は、

 庶民の生活にも心にもやすらぎを与えくれ続けています。

 かつての木綿着物は 日本各地で 自家用として

 農家の女衆が農作業の合間に織ったものでした。

 着物が絹に替り  木綿の需要が激減してからは

 反物から 布団や座布団、ファブリックなどとして広幅の布に変化するか

 創作木綿として いわゆる作家もの、として残るか以外には

 生き残りの道はあまりありませんでした。

 それでも 少ないながら産地に細々と息づいた木綿もありました。

 片貝木綿、出羽木綿、会津木綿、伊勢木綿・・・などなど・・・・です。

 じざいやの 木綿たちの一部をご紹介いたします。

 
 出雲絣でお馴染みの 青戸柚美江さんのお弟子さんの出雲織です。
 青戸さんの元で3年修行して卒業すると 出雲織を名乗れるようになります。
 これは 藍の絣を織ってから 絞りを施し柿渋で染めた凝ったもの。
 柿渋で少し硬いのですが 着込む内にこなれて柔らかくなります。

 
 人間国宝 松枝玉記さんのお孫さんである 松枝哲也さんの久留米絣。
 松枝家の特徴である 中藍、という濃すぎず、薄過ぎずの藍の色が美しく
 着るほどに藍の色が冴えてきます。
 経緯絣の白も美しいですね。

 
 一度 途絶えてしまって 復活された丹波布。これは八寸帯です。
 手引きの木綿糸は 茶綿が使われています。
 ザックリとした野趣が丹波布の持ち味です。

 
 備後絣。
 機械織りの中でも こだわりの詰まった意欲作。
 技術は古くてもセンスは新しい。お手頃木綿のお勧めです。
 ただ今 生産休業(再開予定不明)なのが惜しまれます。

 
 海縞綿、と呼ばれるものと同じ 地中海の綿糸を使ったエジプト綿。
 手作りの綿の温かみよりも サラリとした薄手の均一さを主眼として
 洗えて涼しく暖かい木綿襦袢としての需要の高い木綿です。
 白生地ではなく 先染糸で格子に織った珍しい一枚。

 

 
 

 

東北の織物・被災地の着物については こちらです。 http://blog.goo.ne.jp/jizaiyasakurako/e/ea685d8fc6185a3e18fd9a609e78eebb

 === 横浜元町・普段着物のじざいや 紬と木綿が得意です ====

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
木綿着物 (妖怪)
2012-01-24 17:34:32
木綿着物はいろいろありますね! 薄地から保田織の厚手まで。私は木綿とか紬が好きなので、また機会があったら、お仕立てしたいです。
Unknown (さくらこ)
2012-01-25 18:44:13
木綿は産地によって
本当に色々あって楽しいです。
ご自分にあった木綿は何なのか
沢山 見て触って出来れば着て
探し当ててください。

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