自由俳句の会

季語575にこだわらない自由な俳句を目指す

「自由俳句の会」金賞は成田の子安桃子さんの「ひと夏をかけぷれりーどっぐ打つ」

2019-10-18 11:08:13 | 俳句

●写真は「自由俳句の会」の俳句鑑賞会に参加の左からかさはらぱあさん、殿岡浩佳、殿岡駿星。


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「自由俳句の会」(月島・橋本夢道の会) 
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   2019/10/18号   殿岡駿星

◆第4回「自由俳句の会」金賞は
   成田の子安桃子さんの作品
   「ひと夏をかけぷれりーどっぐ打つ」◆

2019/10/17、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で、第4回「自由俳句の会」が開催されました。俳句鑑賞会に参加したのは、宇都宮の俳人で、「自由俳句の会」の研究担当顧問かさはらぱあさん、そして殿岡浩佳、殿岡駿星の3人でした。今回の投句者は8人で、投句数は31句でした。そのうち、金賞には千葉・成田の子安桃子さんの「ひと夏をかけぷれーりーどっぐ打つ」が選ばれました。子安桃子さんは新入会員です。

銀賞には鹿児島・沖永良部の入江秀子さんの「水脈の果て見つめし人や秋夕焼け」、銅賞には、山口・防府の佐川智英実さんの「分けあった冬瓜が美しく透明な夕げ」となりました。おめでとうございます。

佳作は東京・荒川の風間秀子さんの「血を分けぬ息子なれども愛おしき悪しきニュースにラインする」、入江風流2(ふるふる)さんの「おっさんの座も愉しけれ秋祭り」、日向碧さんの「朝ごはん五十年作って酸欠ぎみ」と決まりました。

ほかに、研究担当のかさはらぱあ詠は「何をしに来たんだっけか鰯雲」、代表の殿岡駿星詠は「夢の中では乙女のままプロポーズしたよ」でした。なお、研究課題の「どの籠もごってりと脱衣の人々の生活が銭湯に混み合う」の句についてのぱあさんの鑑賞は、別のブログで報告します。

 ◆
「自由俳句の会」は、原則として偶数月の第2土曜日に開催、投句は事前にメールで送ってください。夢道は自由律俳人でしたが、投句作品は自由律でなくても、五七五の定型でも、季語があっても、なくてもOKです。自由に俳句を作る、それを実践したいと思っています。  メールアドレスはsyunsei777@yahoo.co.jpです。

なお、第5回の研究の対象の句は、「橋本夢道物語―妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね」の中の、228 ページの句、
「大戦起るこの日のために獄をたまわる」と決まりました。なお、当日はぱあさんが、この句を鑑賞してくれます。

投句してくれた句については、まず。参加者が俳句鑑賞会の中で、入選作品を決めて、金銀銅賞、佳作は、みなさんのご意見を参考に最終的にわたし(駿星)が決めて、ブログで報告する方式にします。
 
初めて参加される方は、年会費1000円を郵便局から下記NOへ送金してください。当日の参加費・投句料は無料です。 
 郵便振替NO  00120-9- 538001  資)勝どき書房

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◆「自由俳句の会」偶数月の第2土曜日、午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加希望者を募集中、メール投稿も歓迎です。「自由俳句の会」は、橋本夢道の俳句を学び、季語や、五七五のリズムにこだわらず、自由な気持で俳句を作る会です。年会費は1000円です。
会員登録は、郵便振替NO  00120-9- 538001  資)勝どき書房へ送金ください。  メール syunsei777@yahoo.co.jp  殿岡駿星
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◆「夢道サロン」奇数月の第2土曜日、午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「歴史」など。その内容はブログ「夢道サロン」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料。初めて参加希望の方は事前にメールをください。 syunsei777@yahoo.co.jp  
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★~★~★~★~★ 勝どき書房の本紹介★~★~★~★~★
  ◆本にしたい原稿がありましたら、ご相談ください。
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◆『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』
 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別
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◆「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」
 殿岡駿星編著(A5版、320頁)定価 2000円税別
 全国書店で発売、勝どき書房で直売、2160円(送料込み)
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☆「殿岡駿星」  https://ameblo.jp/ashashio10ri10n
☆「自由俳句の会」https://blog.goo.ne.jp/jiyuuhaiku
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 ◆ メールでの連絡は  syunsei777@yahoo.co.jp 
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短歌における自由律とは朝日新聞歌壇俳壇「うたをよむ」

2019-09-30 12:26:48 | 俳句

●写真は9月14日の「夢道サロン」で話す殿岡駿星。隣は大沢敏子さん。


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「自由俳句の会」(月島・橋本夢道の会) 
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   2019/09/30号   殿岡駿星

◆短歌における自由律とは
    朝日新聞歌壇俳壇「うたをよむ」
     光元恵子さんが口語自由律短歌を語る◆

2019/09/15、朝日新聞歌壇俳壇のコラム「うたをよむ」で歌人「未来水脈」代表の光元恵子さんが『いのち』の自由律と題して、短歌における自由律について書いています。短歌は五七五七七のリズムが当然と思われいますが、実は記紀・万葉の時代はもっと自由に詠まれていたのです。

ところが、光元さんは「1941年から始まった戦争の下で、口語自由律の歌は壊滅寸前に追い込まれた。そんな時代があったと、いま想像できるだろうか」と書いています。1940年から始まった、新興俳句弾圧事件と同じころに、短歌の世界でも、当局による弾圧があったのでしょうか。それとも、自由律俳句・反戦俳句の作者たちが44人も一斉に検挙されたのを知って、自由律短歌作家は自粛してしまったのでしょうか。

光元さんの師匠宮崎信義さんは、戦後日本に帰還して、戦中を思い出し、以下の歌を詠んだと、2首を紹介しています。

 爆弾にびりびり地がゆれる 目をあけると右前に微かにゆれているすみれ

 呻き声呻き声 膿や血の匂い 小便の匂い その中に何人も知った戦友がころがっている

定型どころか、自由そのものです。最初の歌はすみれの花は出てきますが、2番目の歌には、呻き声・膿・血・小便、そして戦友の死体が転がっているのです。勢いがあり、まさに「いのち」そのものです。宮崎さんが、日本に戻ってきて、戦地を思い出し歌にしたのです。

光元さんはコラムの最後に最近の若い女性が作った歌を紹介しています。

 ねえねえ君はどこから来たの?フッと微笑む赤子の寝顔へ(藤森あゆ美)

この歌は、活き活きと自由に「いのち」を詠んでいます。俳句の世界も五七五と季語の圧力に席巻されています。その壁を突き破らねばならないのでしょう。わたしたちの闘いは、これからです。俳句も短歌も、70年前の戦争の呪縛から脱出して、いまこそ自由に向かって突進です。
 ◆
第4回の「自由俳句の会」は、10月12日午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。会員のみなさんは、10月5日までに勝どき書房の殿岡駿星宛てに、メール、またははがきで投句してください。一人5句以内でお願いします。当日の、俳句鑑賞会で印刷して配布しますので、なるべく事前に投句してください。当日参加する人も事前に送ってください。夢道は自由律俳人でしたが、投句作品は自由律でなくても、五七五の定型でも、季語があっても、なくてもOKです。自由に俳句を作る、それを実践したいと思っています。 メールアドレスはsyunsei777@yahoo.co.jpです。

なお、研究担当顧問のかさはらぱあさんの提案で、第4回の橋本夢道の研究の対象の句は、「橋本夢道物語―妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね」の中の、210 ページの句、
「どの籠にもごってりと脱衣の人々の生活が銭湯に混み合う」と決まりました。投句される人は、この句についての意見もお願いします。なお、当日はぱあさんが、この句を鑑賞してくれます。

投句してくれた句については、まず。参加者が俳句鑑賞会の中で、入選作品を決めて、金銀銅賞、佳作は、みなさんのご意見を参考に最終的にわたし(駿星)が決めて、ブログで報告する方式にします。
 
初めて参加される方は、年会費1000円を郵便局から下記NOへ送金してください。当日の参加費・投句料は無料です。 
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◎ 俳句「隣の鉢に移住してシソ青々と新生活(駿星)」
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◆「自由俳句の会」偶数月の第2土曜日、午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加希望者を募集中、メール投稿も歓迎です。「自由俳句の会」は、橋本夢道の俳句を学び、季語や、五七五のリズムにこだわらず、自由な気持で俳句を作る会です。年会費は1000円です。
会員登録は、郵便振替NO  00120-9- 538001  資)勝どき書房へ送金ください。  メール syunsei777@yahoo.co.jp  殿岡駿星
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◆「夢道サロン」奇数月の第2土曜日、午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「歴史」など。その内容はブログ「夢道サロン」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料。初めて参加希望の方は事前にメールをください。 syunsei777@yahoo.co.jp  
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 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別
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◆「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」
 殿岡駿星編著(A5版、320頁)定価 2000円税別
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第3回「自由俳句の会」金賞は入江風流2さんの「穴子鮨彼の人と喰う花火ドン」

2019-08-25 14:42:34 | 俳句

●写真は第3回「自由俳句の会」の俳句鑑賞会参加者。左から殿岡浩佳、風間秀子さん、かさはらぱあさん、殿岡駿星です。

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「自由俳句の会」(月島・橋本夢道の会) 
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   2019/08/26号   殿岡駿星

第3回「自由俳句の会」
    金賞は入江風流2さんの句
    「穴子鮨彼の人と喰う花火ドン」◆

2019/08/24、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催された第3回「自由俳句の会」は、東京・江東の入江風流2(ふるふる)さんの句「穴子鮨彼の人と喰う花火ドン」と決まりました。風流2さんおめでとうございます。俳句鑑賞会に参加してくれたのは、研究担当顧問の宇都宮のかさはらぱあさん、荒川の風間秀子さん、殿岡浩佳、駿星の4人でした。

今回、メール・はがきで投句に参加してくれたのは、熱海の佐藤敞(たかし)さん、山口・防府の佐川智英実さん、鹿児島・沖永良部の入江秀子さん、東京・江戸川の越智祥太(さちひろ)さん、東京・新宿の佐野亜蘭(あらん)さん、東京・荒川の風間秀子さん、宇都宮のかさはらぱあさん、東京・江東の入江風流2さん、そして殿岡駿星の9人で、投句者が前回よりも5人増え9人となりました。

投句は全部で43句、俳句鑑賞会に参加した4人の話を参考に入選の9句が決まりました。以下は、その9句です。(掲載は勝どき書房へ到着順)

鬼やんま胸の高さを飛び来たる(佐藤敞)


まだ青い空 友は旅立つ(佐川智英実)


黒南風(くろばえ)や開かずの扉閉じしまま(入江秀子)


覆ふ森ごと陽に射抜かれて墓(越智祥太)


獄中句 榧夫に会う を見て涙ハラハラ(佐野亜蘭)


戦争が好きかと子らに聞いてみた はっきりと嫌だとすぐ返事(風間秀子)


またしても墓を洗っているオリンピック開催の夏を一年後に控えたこの馬鹿げた暑さの中で(かさはらぱあ)


穴子鮨彼の人と喰う花火ドン(入江風流2)


廊を狭くする返本の山涼走る(殿岡駿星)

以上の9句が入選となり、鑑賞会参加者の意見から、全員一致で金賞は入江風流2さんの「穴子鮨彼の人と喰う花火ドン」に決まりました。風流2さんが、好きな彼の人と逢えて穴子鮨を食べ、さらに進展したのは、その後の「花火ドン」でよく分かります。夏の夜空に轟くドンと、穴子鮨のやさしい味が感じられる。まさに、夢道の人間賛歌にも通じる明るく楽しい句です。

そして、銀賞以下は普通の句会と違って賞は投票方式ではありません。遠方の投句者が意見をいえないため、代表のわたしが選んでブログで報告させてもらいました。銀賞は初参加の越智祥太さんの「覆う森ごと陽に射抜かれて墓」としました。鑑賞会では、みなさん太陽の光に墓石が射抜かれるという表現に感動していました。越智さんは横浜で「ことぶき共同診療所」の医師をしています。もしかしたら、その近くの無縁仏の墓ではないか、と想像する声もありました。

銅賞はやはり初参加の入江秀子さんの「黒南風や開かずの扉閉じしまま」としました。秀子さんは、鹿児島の大崎事件で再審開始を求めて闘っている92歳の原口アヤ子さんの無実を信じて支援する「叫び」という本を出しています。6月に最高裁が再審開始決定を取り消す判決を出しましたが、その日の悲しみを句に詠んだそうです。黒南風とは、梅雨の雨雲が垂れ込めて、暗く陰鬱な空模様のときに吹く湿った南風をいうそうで、最高裁の判決の日の陰鬱な空気を思い出しました。

今回は、銅賞に続く佳作として、佐藤敞さんの「鬼やんま胸の高さを飛び来たる」と佐川智英実さんの「まだ青い空 友は旅立つ」の2句を選びました。いずれも、銅賞に値する作品だと思いました。最後まで、悩んで最終的に佳作としました。敞さんの「鬼やんま胸の高さを」という表現は、自然回復の力を感じさせてくれます。トンボは、最近少なくなり近くに飛んできません。それが、熱海の梅林で庭の手入れ作業をしている敞さんの目の前に元気な鬼やんまが来たと、自然が身近に来たその感動です。

智英実さんの「友は旅立つ」は、42歳の友だちが癌で亡くなったそうですが、余りに早い死です。まだまだこれからの人生が、突然閉ざされてしまった悲しさが空の青さに強く感じさせてくれる句です。42歳は若すぎる死です。悲しい時は、どんなに美しい青空も暗く感じさせます。だからこそ、毎日を大切に生きようと思います。

入選した佐野亜蘭さんの「獄中句 榧夫に会う を見て涙ハラハラ」の句は、「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」を読んで作ったものです。亜蘭さんは「俳句弾圧不忘の碑」に刻まれた「ナチの書ばかり堆し独逸語かなしむ」の古家榧夫の弟子です。上田へ榧夫の碑を見に行った関係で「夢道サロン」を知り、今回から「自由俳句の会」に参加してくれました。

亜蘭さんは、8月10日「平和プラザ2019」で午後4時半から、わたしの「俳句弾圧事件と日本の司法制度について」と題する話を聴きにきてくれました。そこで、わたしは亜蘭さんにこの本を謹呈させてもらいました。その中の16頁に夢道の文章、「源二、藤平、榧夫、京三らに巡り逢う。一石路を床屋入口で発見せしも彼は気付かず。林二には遂に逢わず。」そこで「次々に相逢う友や獄の秋」という句を作っています。

亜蘭さんは、その部分を読んで「涙ハラハラ」となりました。獄中句にある、夢道の文章、その一行を読んで、涙を流したのです。おそらく、亜蘭さんの瞼に獄中の榧夫の姿が浮かんできたのでしょう。どんなに辛い苦しい思いをしたのか、現代に生きるわたしたちには到底理解できません。しかし、夢道が残した、獄中で会えた一瞬の喜びの一行が、亜蘭さんには強く届いたのでしょう。

同じ日の夢道の文章に出てくる、源二(細谷源二)は、自著の「泥んこ一代」で、やはり夢道に会った話を書いています。拘置所で夢道とすれ違い、ちょっと言葉を交わしたが、会話をしてはいけない、という規則を破ったという理由で、その日は厳しい取り調べを受けた、と。会えても言葉も交わせない理不尽な世界でした。亜蘭さんは、そんな話も榧夫から聴いていたのかもしれません。

ぱあさんの「またしても墓を洗っているオリンピック開催の夏を一年後に控えたこの馬鹿げた暑さの中で」と秀子さんの「戦争が好きかと子らに聞いてみた はっきりと嫌だとすぐ返事」は、いずれも575のリズムから跳躍した、自由律です。その意欲的な作句に感動しました。特に、ぱあさんの句は、墓を洗うという先祖の供養を前にした、その日の猛暑と、一年後のオリンピック・パラリンピックが、アメリカさんの希望で猛暑の中で開催されるという日の本國の情けない姿を皮肉っていて面白いです。

また、秀子さんの「戦争が好きか」と子らに問う、実際にビラを子どもたちに配って、尋ねたそうですが、子どもたちの「嫌だ」という答えに感動して詠んでいます。単に景色を詠む句と違って、自身の行動を詠む、それは最近わたしが目指す自由俳句への第一歩だと思いました。

4月にスタートして、まだ4回目ですが、会員が増えて充実した内容となりました。次回もどうか、投句をお願いします。代表である駿星の句「廊を狭くする返本の山涼走る」については、特に語る話もありません。返本の山に包まれた暑い夏も終わろうとしています。どことなく、秋の気配、愁いを感じる日々となってきました。みなさん、お元気で(^_-)。

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第4回の「自由俳句の会」は、10月12日午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。会員のみなさんは、10月5日までに勝どき書房の殿岡駿星宛てに、メール、またははがきで投句してください。一人5句以内でお願いします。当日の、俳句鑑賞会で印刷して配布しますので、なるべく事前に投句してください。当日参加する人も事前に送ってください。夢道は自由律俳人でしたが、投句作品は自由律でなくても、五七五の定型でも、季語があっても、なくてもOKです。自由に俳句を作る、それを実践したいと思っています。 メールアドレスはsyunsei777@yahoo.co.jpです。

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「平和プラザ2019」の橋本夢道コーナーの前で遠藤行博先生と吉澤寿子さん

2019-08-15 15:26:33 | 俳句

●写真は、「平和プラザ2019 平和をねがう中央区民の戦争展」の橋本夢道コーナーの前で。右から殿岡浩佳、遠藤行博先生、吉澤寿子さん、殿岡駿星です。

□■勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■
★~★~★ コラム・ゆりかもめ ★~★~★ 
□■□■□■□■□■□■□■□殿岡駿星□■
第650号  2019/08/23    処暑(23日) 
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◇24節季ごろ配信。受信登録の方法は末尾に掲載。
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  ◆「平和プラザ2019」の橋本夢道コーナーの前で
       遠藤行博先生と吉澤寿子さん
    「夢道サロン」のメンバーもたくさん来場◆

2019/08/10~11日、月島の社会教育会館で開催した「平和プラザ2019 平和をねがう中央区民の戦争展」に「夢道サロン」のメンバーも来てくれました。10日は午後4時半から、殿岡駿星が「夢道サロン」を代表して「俳句弾圧事件と日本の司法制度について」と題して報告をさせてもらいました。そこに、遠藤行博先生は兵庫西脇から泊まりがけで、埼玉深谷からは吉澤寿子さんが聴きにきてくれたのです。

遠藤先生は、わたしが大阪勤務時代、南甲子園小学校で長男の担任でした。長男は重度身障兒でしたが、先生のおかげで普通学級で学び無事卒業できました。長男は自立心が育ち、さらに、東京に戻ってからもさいたま市に本部がある、「障害者の教育権を実現する会」を紹介していただき、高校、大学へ進学するための向学心が育ちました。

やがて長男は「全国障害学生支援センター」の代表として障害を持つ学生の大学進学支援活動をしています。その後、わたしも「障害者の教育権を実現する会」に参加し、夏の合宿では、遠藤先生と一緒に人権と教育、インクルージョン教育、障害者の差別について学びました。

その合宿で知り合ったのが吉澤寿子さんです。わたしが、合宿で狭山事件について講演する機会をいただきました。そこで、吉澤さんから「埼玉県教育委員会、退職者の会の集会で講演してほしい」と頼まれました。2017年1月に、その集会で「最近のマスコミに流れている報道と、真実の違い」について講演しました。それ以来、吉澤さんは「夢道サロン」に参加してくれるようになったのです。

遠藤先生は、なにしろ西脇ですから、猛暑の中をたいへんだったと思います。吉澤さんは埼玉でも群馬に近い深谷からですから、やはりたいへんでした。ひと月ほど前に帯状疱疹になり、最近はほとんど外出してなかったそうです。それなのに、自宅の畑で作った、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニク、ミョウガ、苦瓜を持ってきてくれたのです。台風10号が来たらどうしよう、と心配していましたが、天候がよかったので安心しました。

「夢道サロン」のメンバーとしては他に、さいたま市から元朝日新聞出版記者の上田久行さん、港区の長戸路安子さん、新宿区の佐野亜蘭さん、荒川区の風間秀子さん(実行委員)が、わたしの話を聴いてくれました。

ほかに、小学校の同窓生、「安藤昌益の研究会」のメンバーも来てくれました。話の内容は1940年から43年にかけて、当時の新興俳句作家たち44人が治安維持法違反容疑で検挙された、いわゆる俳句弾圧事件と、その後の日本の司法制度についてです。

話は、別のブログで詳しく説明しますが、みなさん「面白かった」とほめてくれました。これまでは、橋本夢道についての話が中心でしたが、今回は司法制度に広げ、狭山事件、大崎事件などの冤罪事件などに広げたおかげで、俳句弾圧事件が古い話ではなく、現在も同じ状況が続いている状況だと理解していただけたと思いました。

◎ 俳句 「手作りのミョウガ、ニンニク母の味(駿星)」
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◆このコラムは写真付きで下記のブログに転載しています。
 「自由俳句」 https://blog.goo.ne.jp/jiyuuhaiku
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◆第3回「自由俳句の会」は8月24日第4土曜日午後2時から開催します。メール投稿も可能です。8月15日ごろまでにメールで投句してください。季語や、575のリズムにこだわらず、自由な気持で俳句を作り学ぶ会です。橋本夢道の俳句を学び、また自作発表の場とします。投句の中から金銀銅賞を選定し、ブログで報告します。年会費は1000円です。8月の研究テーマは「総身にルビー残して一糸もなし」夢道物語96頁。
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◆「夢道サロン」第35回は9月14日(第2土曜日)午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「歴史」など。その内容はブログ「夢道サロン」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料。初めて参加希望の方は事前にメールをください。 syunsei777@yahoo.co.jp  
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コメント

「三億円事件の真犯人の家の前を歩いてきました」

2019-07-09 17:32:16 | 日記

●写真は、「三億円事件の真犯人」(勝どき書房)の表紙 

■□勝どき書房□■□■□■□■□■□■□
   ★~「三億円事件の真犯人」~★ 
          2019/07/09
□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■

◆「三億円事件の真犯人の家の前を歩いてきました」
    読者S氏からの連絡「危険だからやめてください」◆

先日、広告代理店に勤めるサラリーマンS氏から「三億円事件の真犯人の家の前を歩いてきました。犯人生きていましたよ」という連絡をもらった。わたしの著作「三億円事件の真犯人」を読んで、実際に家の前まで行ったのだ。

わたしは、びっくりして「それは危険だ。やめてください。絶対に家には近付かないでください」といいました。「三億円事件の真犯人」に書いてある通り、犯人の自宅は、東武東上線池袋から、準急で30分乗った小さな駅で下りて駅から歩いて30分の田園地帯にある。

その駅名は書いていないが、S氏は、本を読んで、いろいろ検討した結果、その駅が分かったらしく、実際に家の場所を特定したそうだ。辺りは明治時代に開拓した田園地帯だ。農地の中を走る一本道に家々が並んで建っている。その中の一軒が犯人の家だが、S氏は
すぐに見つけたらしい。

農家がズラリと並んでいるのに、なぜ犯人の家だと分かったのか? S氏は「他の農家と犯人の家は塀が違っていた」という。たしかに、その辺りの農家は、生け垣かブロック塀がほとんどだ。しかし、犯人の家の塀は、鉄筋コンクリートで、高さが1メートル70センチもある。それほどの、しっかりした塀がなぜ必要なのか、S氏は首をひねったそうだ。

門は附近の農家とほとんど同じで、特にお金をかけた様子はない。中庭も、主屋も物置も駐車場も、特に豪華な感じはしない。ところが、塀だけが異常にしっかりしている。S氏は、無意識に家を守ろうとしているのではないか、と考えた。そして、しばらく家の前で、様子を見ていた。すると、犯人らしい老人が出てきて、農作業を始めた。その顔が、間違いなく、本に出て来る犯人にそっくりだった。

しかし、S氏は恐くなって逃げ出した。犯人が大きな鋭い目で、睨んだそうだ。すでに、80歳を超しているが、その面影はある。「三億円事件の真犯人」に、犯人の人相が書いたが、目が大きく、細面でヒゲがなく、身長は168センチ、ぴたりだった。知能指数が160を超すといわれていたので、老人でも冴えた顔をしている。S氏はひと目見た瞬間に分かった。

わたしは、S氏に「ご承知の通り、三億円事件は単なる多額強盗事件ではない。その裏に人の命が関わっている。安易に近付くと危険だ」といった。S氏は「分かっています。ですから、すぐに逃げてきました」といったのです。

しかし、それにしても塀を見ただけで、犯人と分かったのは素晴らしい。S氏にいうと彼は「塀というものは、それほどお金をかけません。この附近の農家は生け垣がほどんどです。それも、低いです。ところが、犯人の家の塀はコンクリートでした。それも、道路に面したところだけでなく、裏庭のところまで塀で囲んでました。近所の農家は、裏まで塀がないのです。生け垣もなく、裏はそのまま藪になっています。ところが、犯人の家だけは、裏に回るとしっかりしたコンクリートの塀が家を囲んでいるのです。塀にこれだけ金をかけられるのは、よほどの金銭的な余裕がないでできませんからね」という。

もしかすると、真犯人はまだ何かにおびえているのではないだろうか。事件から50年は過ぎているが、まだだれかから脅されているのではないか。「三億円事件の真犯人」では、犯人を脅した男が1億以上を受け取って、その後は1円も要求していないと書いている。しかし、それだけでなかったのかもしれない。

それに、三億円事件を調べていた男が、犯人の家の近くで行方不明となり、その後にどこかで死体となって見つかった、という事件も起きているらしい。そんな話は、たくさんあるのだ。中には、犯人の家に忍び込み、金を奪おうという男がいるかもしれない。そんなこんなで、立派なコンクリートの塀が必要なのだろうか。

犯人はなにも言わないが、コンクリートの塀は何かを語っているように見える。ところで、「三億円事件の真犯人」は、勝どき書房で直売しています。郵便振替で送金、申し込んでいただければ、直送します。送料込みで2000円です。
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