「参照とはどういうことか」(2015/02/16)で説明した次図では、SUM関数で合計金額を求めたB7セルをA11セルで参照しています。
そしてA10セルとB11セルの3つのセルを使って文章のように表示しています。

これを1つのセルにまとめて表示します。

B10セルには次のように入力しています。
="今年のホワイトデーの予算は"&B7&"円です。"
B10セルは数値を参照していますが、文字列と連結しているので、このセルは数値ではなくなります。
前回説明したステータスバーで確認してください。
数値の参照と文字列の連結は使用する機会が結構あります。
次は要項等での使い方の例です。
第○○回 全日本数式作成コンクール
平成○○年度 エクセル活用に関する支援事業
○○年○月分 支給明細書
上の2つは年か年度を指定する作業セルを用意します。そのセルの値で○○の部分に入る回数や年度を求め、大会名等と連結します。
こうすることで年と回数がずれることを防げます。
申込書等の関連する書類を複数のシートで作成する場合などに威力を発揮します。
他にもどんな使い方ができるか、考えてみてください。
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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