【エクセルで九九の表を作る】[2015/07/18]からの続きです。
ここでの考え方はとても大事なので、少し時間をかけて説明します。
前回の表は間違いではないけれど、数式の入力にとても手間がかかります。
数式の入力を簡単にするには、新たに作成する数式の数を減らすことです。
今の表現はちょっと説明が悪いですが、一つ一つのセルに入力したり、手直しする手間を省くことです。
そのためには作成した数式を他のセルにもコピーするだけでいいような数式にします。
前回作成した方法では、81のセル全てに新たに入力するか、コピーして手直しをしなければなりません。
一つのセルにだけ数式を入力して、それを残りの80のセルにコピーします。
次図はB2セルに
=A2*B1
と入力して、残りのセルにコピーしました。
数字が大きすぎて表示されていないセルやエラーになっているセルがあります。
サンプルファイルの列幅を広げて、「セルの書式設定」で「数値」を選択してください。
驚くほど大きな数字と、エラーの表示が確認できます。

前にも説明していますが、どうして失敗したのか考えてください。
上図のサンプルファイルをダウンロードできます(サンプルファイルについて)。
「sample_150722.xlsx」をダウンロード
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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