範囲の中から指定の値の個数を求める [2015/08/13]からの続きです。
前回の方法より、もっと簡単な方法を紹介します。
【数字を入力したら「○月」と表示されるようにする】[2015/04/09]で紹介した「セルの書式設定」を使います。
次図のように項目名の欄に直接、条件(COUNTIF関数の第2引数)の数値を入力します。

このままでも充分意味は通じると思いますが、これまで表示していたように「○の個数」と表示します。
「セルの書式設定」(右クリックメニューか Ctrl + 1)の「表示形式」タブで「ユーザー定義」を選択して、「種類」の欄の
G/標準
の後に
G/標準"の個数"
と入力します。

"" は入力しなくてもかまいません。
「OK」を押して、次にまたこのダイアログを開くと、勝手に付けられています。
前にも説明しましたが、「セルの書式設定」は見かけだけの設定です。
セルの値は元の数値なので、そのまま計算の対象となります。
数値を変更する場合も、通常のセルと全く同じです。
なお、「セルの書式設定」は
【曜日の表示方法】[2015/03/25]や
【数字を入力したのに文字が表示される】[2015/03/26]
で紹介したような使い方もできます。
上図のサンプルファイルをダウンロードできます(サンプルファイルについて)。
「sample_150819.xlsx」をダウンロード
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
この記事が参考になったら、右下の「いいね!」を押してください。
<前へ> <目次へ> <次へ>