「はりの助」では枠のサイズに合わせて文字サイズが決まります。
枠のサイズが同じ場合、横書きだと文字数が多くなると文字幅は狭くなり、行数が多くなると文字高さは低くなります。
文字数だけで考えてみます。
枠の大きさを変えずに文字数だけを変えた場合、文字の幅も一緒に変化します。
この時に文字幅を変えない方法が「一行文字数指定」です。
「一行文字数」は半角を 1 とした数で指定します。
半額一文字が 1 になるので、全角一文字は 2 です。
ここで指定した数で、文字幅を決めます。
例えば「一行文字数」を 10 と指定すると、全角だと5文字となります。
この数で文字のサイズを決定します。
文字数が少ない場合でも、全角5文字の計算で文字幅が決まるので、文字数が 5 でも、2 でも文字幅は同じになります。
文字数が少ないと、足りない文字数は空白に置き換えられると思ってください。

文字数が「一行文字数」の指定を超えると、実際の文字数で文字幅を決めます。
「一行文字数」を指定すると、どんな文字数であっても、文字枠に収まるように文字幅が調整されるのです。

複数行の場合も同じようにして文字幅を決めます。
この機能は差込印刷などでも威力を発揮します。
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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