よく使われるのは
=SUM(A1:A10)
のように、合計したい範囲を指定する方法でしょう。
この「A1:A10」もセルの参照です。
関数の引数にセルの参照を使うというと難しそうに思えますが、このSUM関数のように、実は普通に使っているのです。
このブログを始めた頃にも「REPT関数で繰り返す回数の指定方法も便利にする」<2015/1/6>でセルの参照を使っています。
=REPT(B1,C1)
この関数は第1引数の文字を、第2引数の数だけ繰り返して表示します。
B1セルは「羊」、C1セルは「500」が入力されているとします。
その場合は、参照を使わない
=REPT("羊","500")
と同じ結果(「羊」を500回表示)が得られます。
引数に文字や数値を直接入力せずに、文字や数値が入力されているセルを指定するのが参照です。
REPT関数の例では、エクセルに慣れていない人にでも、関数を操作することなく繰り返しの文字や回数を変更してもらえる仕組みが作れます。
また参照を使うことで、入力を楽にすることができます。
例えば名前を入力したら、住所や電話番号、性別などを表示する仕組みをVLOOKUP関数で作る場合、引数にセルの参照を使うことで、最初のセル(住所を表示)に入力した数式をそのまま他のセル(電話番号、性別などを表示)にコピーしても目的の結果が得られるようになります。
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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