前回はRANK関数を例に「絶対参照」を使う方法を説明しました。
「絶対参照」を使った方が便利になる関数をいくつか紹介します。
上の図の表1は生徒名簿です。
表2~表4の赤い字のセルには関数を入力しています。
表2は表1(生徒名簿)から部活動別の人数を集計したものです。
これはCOUNTIF関数で集計できますが、ここでの範囲指定も絶対参照が便利です。
3番目と4番目の表は生徒名簿から個人の情報を検索するものです。
それぞれ青い字のセルに入力すると、該当の生徒の情報を表示します。
3番目の表は「氏名」を、4番目の表は№(出席番号)を入力して他の項目を表示します。
この検索にはVLOOKUP関数やINDEX関数が使えます。
(※ 表4をINDEX関数で検索する場合はMATCH関数との組み合わせが必要です)
どれも参照する表1の範囲を絶対参照にすると手間が省けます。相対参照のままコピーすると失敗します。
これらの関数を使っている人もいると思いますが、多くの人はコピーした後で一部を修正しています。
数式を入力するセルは1つだけで、そのセルを残りのセルにコピーするだけで完成させることができます。
そのためには、これまでに説明した「絶対参照」の方法ではできません。
その方法については改めて説明します。
続けて説明するとこんがらがるかもしれないので、まずはこれまでの「絶対参照」をしっかりと身につけてください。
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