範囲の中から指定の値の個数を求める [2015/08/13]からの続きです。
前回は COUNTIF関数を を入力するセルの左側に条件の値を入力するセルを準備しました。
このような仕組にすることで値の変更が容易になっています。

しかし、値を変更すると項目名も変更しなければなりません。
一手間余計にかかります。
この問題を解決しましょう。
条件の値を使って項目名を表示すればいいですね。
【数値のセルの参照と文字列との連結】[2015/02/20]で説明した方法を使います。
& を使うと
文字列 と 文字列
セルの値 と セルの値
文字列 と セルの値
を連結することができます。
今回の場合はA13セルに
=B13&"の個数"
と入力すると
1の個数
と表示されます。
文字列は "" で囲むことが必要です。

ただし、このままでは数字が半角文字になっています。
JIS関数 を使うと、引数で指定した半角文字を全角文字に変換することができます。
=JIS(B13)&"の個数"
全角文字を含めて指定しても、半角文字だけが変換されるので、
=JIS(B13&"の個数")
のように連結した全体を引数にしても指定してもかまいません。
サンプルファイでは、
A13セルは 半角のまま
A14セルは 条件のセルだけを引数に指定
A15セルは 連結した式を引数に指定
としています。
確かめて下さい。
上図のサンプルファイルをダウンロードできます(サンプルファイルについて)。
「sample_150818.xlsx」をダウンロード
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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