前回説明した、不要な曜日を表示しないための判断方法をIF関数で使ってみます。
図のL列の右に1列と、見えていないけどE列の右に1列挿入しています。
理由は「4月15日のサンプルの4列をコピーしたらエラーになった」[2015/04/22]で説明した通りです。
「日」の欄(H列)と「日2」の欄(L列)が違う4月31日には何も表示せず、1日から30日までは曜日を表示すればいいですね。
IF関数を言葉で表現します。
まずM5セルで考えます。
H5セルとL5セルが同じなら曜日を表示し、そうでなければ何も表示しない
となります。
曜日は「曜日2」の欄にあるので、K5セルを使います。
何も表示しない場合は
""
を使います。
文字列を表す場合は
"文字"
のようにダブルコーテーションで囲みます。
ダブルコーテーションで囲まれた部分に何もないので、何も表示されないというわけです。
それではM5セルに数式を入力します。
=IF(H5=L5,K5,"")
これで、H5セルとL5セルの値が同じならK5セルの値が表示され、そうでない場合は何も表示されません。
このセルをコピーしてM6セル~M35セルにコピーして確認して下さい。
なお、「日2」の欄と同じように日曜が赤で表示されます。
これは、L列を挿入したときに「曜日2」の書式設定が引き継がれ、M列を挿入したときにまた引き継がれたためです。
上図のサンプルファイルをダウンロードできます(サンプルファイルについて)。「sample_150501.xlsx」をダウンロード
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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