ツールバーのボタンで文字枠を最大化した場合は、枠の縦と横がレイアウト範囲と同じ大きさになります。
シフトキーと組み合わせた場合も同じです。
ところが画像枠では、ほとんどの場合どちらかが短くなります。
レイアウト範囲と同じ大きさになるのは、レイアウト範囲の縦横比と画像枠の縦横比が同じ場合だけです。
縦横比が違う場合に、レイアウト範囲と同じ大きさにしてしまうと、画像自体の縦横比が変わってしまいます。
そのために、画像の縦横比を保ったままで最大になるようにしています。
具体的な例で考えてみましょう。
レイアウト範囲が縦30センチ、横20センチの縦長で、画像枠は1辺が10センチの正方形だとします。
正方形の縦の長さをレイアウト範囲の縦の長さと同じ30センチにします。
正方形なので、横の長さも同じ30センチにならないといけません。
そうすると、レイアウト範囲の横幅を超えてしまいます。
この場合は正方形の1辺の長さをレイアウト範囲の短い方の20センチにします。
画像枠が正方形でない場合も同じ考え方です。
図のピンクの線がレイアウト範囲で、青の四角が画像枠です。
図の左側は画像枠が正方形で、右側はレイアウト範囲よりも縦長の長方形です。

レイアウト範囲の縦に合わすと画像枠がはみ出す場合は横に合わす。
逆に横に合わすとはみ出す場合は縦に合わします。
こうすることで、画像枠の縦横比を保ったままで最大にすることができます。
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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