前々回と前回で「相対参照」している数式をコピーしたときの失敗例を紹介しました。
前々回の消費税の計算が正しくできるように修正します。
前々回にC4セルに入力した数式は
=B4*C1
でした。
コピーしたときに、消費税率を参照している「C1」の部分が相対的にずれていくことが問題でした。」
この部分がずれないようにするには「絶対参照」にします。
C4セルの消費税率を絶対参照にすると
=B4*$C$1
となります。
「絶対参照」の指定方法は、絶対参照の指定方法 [2015/03/02]で説明しています。
このセルを残りのセルにコピーしたときの、各セルの数式は次のようになります。
C5セル =B5*$C$1
C6セル =B6*$C$1
C7セル =B7*$C$1
C8セル =B8*$C$1
価格を参照しているセル番地(赤い部分)は相対的に変化していますが、その後のセル番地は変わっていません。
このように、
変化させたいセル番地は「相対参照」
変化させたくないセル番地は「絶対参照」
で指定すればいいのです。
上図のサンプルファイルをダウンロードできます。
数式を入力していない「課題」と「失敗例」、そして「成功例」の3つのシートがあります。
「sample_150311.xls」をダウンロード
「レイアウトワープロ はりの助」公式ホームページ
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