<北朝鮮メディア>「米国の内政干渉、許されない」
2018年05月24日 DailyNK
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は23日、「米国の内政干渉と制裁騒動は許されない」とする論評を掲載した。
朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、米国政府がベネズエラの反米左派、マドゥロ政権に圧力を強めている現状に言及。「自分らの不純な目的実現のために
他国に対する内政干渉をこととし、制裁を政権交代の手段に使う米国の侵略的本性と卑劣な悪習が再び余地もなくさらけ出された」と
非難した。
また「問題は主権国家の転覆を狙った米国の制裁劇がベネズエラ一国にのみ限られたことではない」と述べ、米国が圧力を加える
対象は「キューバやベネズエラのような反帝・自主的な国々とか米国の言葉に従順でない国々である」と指摘。
続けて「米国は、このような国々に強盗さながらの要求を突きつけて、それに応じない時はありもしない問題の種をつくって世論化し、体制を謗って制裁を加えている」と主張した。
キューバやベネズエラの例に言及しつつ、自国に対する米国の圧力を非難したものと言える。
同通信の報道全文は次のとおり。
「労働新聞」 米国の内政干渉と制裁騒動は許されない
【平壌5月23日発朝鮮中央通信】先日、米国の副大統領ペンスは米州機構の会議でベネズエラ大統領選挙が「不正詐欺」で
行われる可能性が大きいので地域の諸国と機構がそれに対して同じ声で糾弾しなければならず、同国との関係を断絶すべきだと言い散らした。
時を同じくして、米財務省は麻薬密売およびマネー・ロンダリングに加担したという口実を設けて同国の前職および
現職高位人物と20社を制裁リストに含めて財産を凍結させるという決定を発表した。
23日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これにより自分らの不純な目的実現のために他国に対する内政干渉をこととし、
制裁を政権交代の手段に使う米国の侵略的本性と卑劣な悪習が再び余地もなくさらけ出されたと主張した。
同紙は、問題は主権国家の転覆を狙った米国の制裁劇がベネズエラ一国にのみ限られたことではないとし、次のように指摘した。
米国が制裁の対象とする国々を見れば一様に、キューバやベネズエラのような反帝・自主的な国々とか米国の言葉に従順でない
国々である。
米国は、このような国々に強盗さながらの要求を突きつけて、それに応じない時はありもしない問題の種をつくって世論化し、
体制を謗って制裁を加えている。
彼らが言い掛かりをつける問題の種なるものを見れば荒唐無稽(こうとうむけい)なものとして、気にさわる国々の政府を
転覆するための口実にすぎない。
同紙は、主権国家の体制転覆、政権交代を狙った米国の卑劣な内政干渉と反人倫的な制裁騒動は国際社会の糾弾と排撃を
免れないと強調した。---










