<追記>
2016/7/1.18:30 BBC
台湾で1日、同国南部の高雄にある海軍基地から対艦ミサイルが誤発射され、1人が死亡、3人が負傷した。
台湾の中央通信によると、哨戒艦で点検作業が行われていた際に、対艦ミサイル「雄風3」が誤発射され、
台湾海峡の澎湖諸島近くで操業していた漁船に当たったという。
台湾・国防部によると、台湾人の漁船船長が死亡した。ミサイルの射程距離は約300キロ。
中国では同日、中国共産党の創立95周年の記念式典が開かれている。誤発射について中国に直接連絡があったかどうかは明らかでない。
中国は台湾を「不可分の領土」とみなしており、必要とあれば武力の行使も辞さないとしている。
中国は常時数百のミサイルを台湾に向けているとされる。
2016/7/01 13:41 フォーカス台湾
海軍、対艦ミサイル誤射 台湾海峡の中間線は越えず
台北 1日 中央社)高雄市の左営軍港に停泊中の錦江級哨戒艇「金江艦」(500トン級)が1日午前8時15分頃、対艦ミサイルを誤射していたことが、
海軍司令部の発表で分かった。ミサイルは同8時40分頃、台湾海峡に浮かぶ離島、澎湖諸島沖に落下した。
海軍は、原因をシステムの点検中の操作ミスと説明。落下地点は台湾海峡の中間線を越えていないとしている。
軍艦6隻とヘリコプターを派遣して、捜索を行っているという。
同軍は、けが人はなかったと発表しているが、同日午前にはミサイルの落下地点と同じ澎湖諸島沖で台湾漁船が沈没し、1人が心肺停止。
誤射との関連については、国防部(国防省)などが調査を進めている。
誤射されたミサイルは、国防部(国防省)傘下の研究開発機関が開発した「雄風3型」。
最大射程は150キロ~200キロ、射程を延ばした改良型は400キロとされる。
同ミサイルは錦江級のほか、成功級フリゲート、沱江(だこう)級コルベット艦などにも搭載されている。
中国は共産党創立95周年の記念式典中。習近平氏は台湾は絶対に認めないとか言ってました。
蔡英文総統は外遊中。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。