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プーチン大統領がWADA(世界反ドーピング機関)報告で声明

2016-07-20 22:47:46 | ロシア

プーチン大統領がWADA報告で声明

2016年7月19日 タス通信


「世界反ドーピング機関(WADA)」は18日、2014年ソチ冬季五輪でロシア選手がドーピングを行い、役人がそれを組織的に隠ぺいし

ていたとする報告書を発表。ウラジーミル・プーチン大統領はこれに反応した。

プーチン大統領の声明が18日、クレムリンの公式ウェブサイトに掲載された。

WADA特別委員会の報告書で指摘されたロシアの役人を、調査が終了するまで一時的に外すという。

同時に、もう少し完全で客観的な情報を提示すようWADAに求めた。

 

スポーツへの政治介入

 プーチン大統領は同時に、今回のドーピング騒動について、

スポーツに再び(冷戦時代のような)政治的介入が入り始めていると考えている。

「スポーツへの政治的干渉の危険な再開を目の当たりにしている。干渉の形は確かに変わったが、スポーツを地政学的圧力、国とそ

の国民の悪いイメージ づくりの道具にするという本質は昔と同じ。(中略)今日、ドーピング使用が発覚したといって、潔白な選手たちの

利益を守るとみせかけて、彼らを含めた選手 全員に対して、制裁を加えようという試みが行われ、いわゆるドーピング騒動が利用され

始めている」と記されている。

 ロシアのスポーツ選手を非難するWADA特別委員会の結論は、「スキャンダラスと評判」の一人の主張にもとづいて構築されている。

これがモスクワ反ドーピング研究所のグリゴリー・ロトチェンコフ元所長のことを指しているのは明らかだ。

 

ロシアはオリンピズムの原則を大切にしている

 プーチン大統領の声明によれば、ロシアは以前からずっと、「スポーツにドーピングが存在する余地はない」という自国の立場を明確

に示してきた。

 「ロシアは一貫してこの悪を根絶し、国内法を改善し、関連国際機関や国際オリンピック委員会とオープンに協力し、自国の義務を厳

格に遵守している」とプーチン大統領述べた。


IOC=国際オリンピック委員会は、19日に緊急理事会を開きましたが、

ロシア選手のリオデジャネイロオリンピック出場を認めるかどうかについては結論を出していません。

理由はIOCはCAS=スポーツ仲裁裁判所が、ロシアの陸上選手が国際陸上競技連盟による国際大会への出場資格停止処分の取り消しを求めた訴え

の裁定が今月21日までに出る予定で、その結果を待ちたいとしています。

ロシアは選手を400人以上オリンピックに参加させる予定です。

メダル候補選手も多く、オリンピックを盛り上げてくれます。

明日21日にCASの結果が出ますので、時間はあまりかからずIOCの結論も出ると思います。

見たい選手もいるので一寸期待しちゃいます。

最後までお読み頂きましてありがとうございます。