EMERALD WEB≪拝啓 福澤諭吉さま≫

政治・経済・生活・商品情報などさまざまな話題で情報を発信してます。

<アフリカ開発会議> 8月28日 午後開幕 / 法の下の海洋秩序維持=アフリカ会議宣言素案

2019-08-28 08:40:36 | 国際社会・国際会議・国際政治・経済・法及び条約等
アフリカ開発会議、午後開幕

2019年8月28日 / 05:50 /    REUTERS

 日本政府が主導し、アフリカの約50カ国の首脳らが参加する第7回「アフリカ開発会議

(TICAD)」が28日午後、横浜市で開幕する。安倍晋三首相は開会式で演説し、アフリカの

成長に向けて日本が官民で投資を促進する姿勢を打ち出す。

経済発展に不可欠な人材育成の支援を継続する方針も表明する見通しだ。

 会議は30日まで。首相は28日午前、横浜に移動し、午後の記念撮影後の開会式で演説に臨む。

続いて「アフリカ開発の将来」がテーマの全体会合に出席する。夜には、横浜市長と共催で歓迎

レセプションを開く。


法の下の海洋秩序維持=アフリカ会議宣言素案

2019年08月27日20時31分   時事通信

 横浜市で28日開幕する第7回アフリカ開発会議(TICAD)で成果文書として採択を目指す

「横浜宣言」の素案が27日、分かった。

違法操業などに対処するため、「法の支配に基づく海洋秩序の維持」の必要性を盛り込んだ。

アフリカ沿岸へも海洋進出を進める中国を念頭に置いた内容だ。


 素案は「経済改革・ビジネス環境改善」「持続可能で強靱(きょうじん)な社会」「平和と安定」の

3本柱で構成。首脳間の討議を経て、会議最終日の30日に採択する運びだ。


 アフリカでは、中国から過大な融資を受け、債務返済が滞り、経済・政治面で主導権を奪われる

「債務のわな」に陥る国が相次いでいる。素案は「質が高く経済性のあるインフラ整備が持続可能な

経済改革の基礎となる」と指摘。アフリカ諸国への影響力を強める中国を暗にけん制した。


 アフリカ向け民間投資の拡大も重視。企業活動を促進するため、技術革新や経済・社会制度構築、

人材育成、防災などの面で日本が協力していくことも明記した。

 

TICADとは

 TICADとは,Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり,アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降,日本政府が主導し,国連,国連開発計画(UNDP),アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共同で開催しています。2016年8月27~28日には,ケニア・ナイロビにて第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)が開催されました。同会議は,初めてのアフリカ開催であり,日本からは安倍晋三内閣総理大臣が出席し,ケニヤッタ・ケニア大統領(開催国),デビー・イトゥノ・チャド共和国大統領(AU議長)と共に共同議長を務めました。次回TICAD7は,2019年8月28日~30日に横浜で開催されます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/ticad7/index.html


 
 人気ブログランキング