自燈明・法燈明の考察

日蓮を切っ掛けとして、仏教やこの世界に対する思索を始めました。

映画「エミリーローズ」を観て③

2020年11月12日 14時19分04秒 | 心のかたち
 さて、引き続きこの話題について続けます。ここからは私の現在の私見を中心に語る内容となります。まあ話半分で読んで頂けたら幸いです。

 今の人類科学というのは、基本的に全ての事象について、物理学の法則のみで語られています。逆によくスピリチュアル系の話では、この現代の科学について否定的な話もありますが、私達の日常生活、例えば今このブログに私は様々な事を書いていますが、このブログを支える仕組みも、今の科学を基本としてできています。だからすべてを否定的に語る事はしません。ただもう少し現在の科学も、見る範囲を広げる事は大事なのかとも思っています。

 今の科学では、この宇宙が誕生したのは135億年ほど前に、ビッグバンという大爆発から始まったと言います。この学説は様々な天体観測の上に構築された理論とは思いますが、これが真実とは限りません。もしかしたらこの宇宙というのは、もっと長遠で莫大な年齢なのかもしれません。

 私はこの宇宙の構造とは、「宇宙人ユミットからの手紙」で、ウンモ星人を自称するユミットが語る「双子の宇宙論」が、とても事実に近いのではないかと思っています。これは物質的なこの宇宙とは別に、形而上的な宇宙が存在するという理論です。詰まるところ私達の心の本質とは、このもう一つの宇宙にあり、私達の心とはそこからこの物質的な宇宙に出現しているという理論です。そしてこの私達が生きる宇宙はもう一つの宇宙からの影響によって、様々なモノが作り出されていると、そこでは語られています。
 この話をすると「それは霊界の様なものですか?」とも言われますが、いま一般的にスピリチュアルで語られら霊界とは少し異なる世界観かもしれません。

 この形而上の宇宙では思念が全てで、私達の心の本質的な部分もその宇宙に存在し、私達がこの世界に誕生するのも、このもう一つの宇宙からの働きによる事で、この世界から去る(亡くなる事)は、そのもう一つの宇宙からの触手の様なものが、この宇宙から去ることなのかもしれません。

 物質的な宇宙と、この形而上の宇宙がベアとなり、私達の宇宙とは成立している。端的に言えばこれがユミットの語らった宇宙観でした。

 ただこの話をしたとして「ではその双子の宇宙のもう一つはどこにあるのか、私達に観察可能なものなのか」と聞かれても、それに対する答えはありません。良く「別次元」という話をしたとして、ではそれはどんな処なのか、どの様な形をしているのか、そういう事はユミットの文献にも何も書かれていないのです。もしかしたら人間には不可知な領域にあるのかもしれません。

 この様な話ですが、俄には信じられない話です。しかし私達が習っている進化論についても、適者生存により生物が進化すると言われています。しかしこれは生物の進化の過程は偶然の産物の様な事だと言う様な話ですが、それではギリシャのパルテノン神殿を作るのに岩山に銃を乱射しているうちに、あの様な立派で精緻な建造物が出来上がるような事で、非常に現実的ではない話でもあるのです。ユミットの語る宇宙論によれば、この私達の宇宙における進化には、もう一つの宇宙による意志が介在していて、けして偶然の産物では無いと言うのです。

 この事から考えると、私達の生死というのも、何らかこの形而上の宇宙の働きが元になっての事で、それは単に地球の一宗教の世界観に収まるものではないと思います。

 その様に考えた時、エミリーローズで語られた、「天国」「悪魔」という存在も、この物質世界以外にも世界があるという視点は良いのですが、それが普遍的な死後の世界観と言うものでは無いと、私は考えています。

 また悪魔ではありませんが、以前にこのブログで書いたように、日本には「狐憑き」「蛇憑き」というものもありますし、その他にも様々な憑依現象という事もあります。またイスラム圏では「ジン」という悪魔が取り憑くという話もあるのです。そこから考えるのなら、エミリーローズの「エクソシスト(悪魔払い)」というというのも、どちらかと言えばそんな類の話なのかもしれません。

 この話はもう少し続けます。

(続く)

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