４０体以上の円空仏の居並ぶ姿は壮観

羽島市歴史民俗資料館で開催中の 「 立体和紙と円空彫り八人展 」 を見てきました。
「 岐阜円空彫り同好会 」 の皆さんの作品です。

４０体以上の木彫りの円空仏は、広く親しまれたものが多く、居並ぶ姿は壮観です。

また初めて拝見するのですが、和紙で作られた円空仏も趣がありました。

「 立体和紙と円空彫り八人展 」 は、羽島市歴史民俗資料館で９月２９日まで開催中です。
トップは、加藤奨さんの尼僧です。

山田峰司さんの和紙で作られた円空仏です。

中島あさ子さんの “ 朝まだき ” の光が素敵

夏の朝４時頃。
私はまだ暗いと思うのですが、『そんな景色を歩くのが好き。』という画家には、もういっぱいの光が見えるようです。

“朝まだき” と名付けられた２枚の今年８月の作品。
１枚はご実家の近くでしょうか、漁港のコンクリートをとりまく海の静かな波が、そしてもう１枚はお家のすぐ近くでしょうか、ドラム缶が３つ４つ縦にちょっと小首を傾げて並んでいます。

いずれの絵も、画面の多くを占める人工物の堅さに、今まさに解き放たれようとする光を蓄えさせて、もう今や遅しと光り始めています。
くっきりとした爽やかな空気が漂う中島あさ子さんの世界は、今日も素敵でした。

２３日（月）まで三岸節子記念美術館で開催中の“私の風景展”でのできごとです。

「 伊吹山修験と播隆・円空 」 展に私の写真も展示していただいています

７月下旬に行った写真展 「 円空の祈り 」 の８０枚の写真の内、ご縁があって３０枚ほどを米原市伊吹山文化資料館 （ 米原市春照７７番地 ） に展示していただいています。

今、伊吹山文化資料館では第１０２回企画展 「 伊吹山修験と播隆・円空 」 が、今月１５日（日）から、１０月２７日（日）まで開催されていますが、 円空関連資料の一つとして「 五十住啓二 写真展 円空の祈り 」 と題し展示していただいています。

伊吹山の近世修験に迫るという今回の企画展、お近くにお住まいの方は是非ともご覧になってください。