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魚類シーラカンス、インドネシア種とアフリカ種の比較調査結果。

2019-04-18 14:57:27 | 研究




毎日新聞は2019年04月18日に、原始的な体の特徴から「生きている化石」と呼ばれる魚類シーラカンス(coelacanth)について、インドネシアにすむ種の方がアフリカの種に比べて原始的特徴を持つことを、北九州市立自然史・歴史博物館などが2019年4月13日に、研究報告書「北九州市立自然史・歴史博物館研究報告A類自然史 第17号 シーラカンス特集号」で2019年03月31日に発表したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/68192

この2種について幼魚を比較したところ、インドネシアの種は尾びれが大きく、原始的な特徴を残していた。

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シーラカンスは、化石から約130種が知られているが、多くは約6500万年前までに絶滅し、現在はアフリカとインドネシアにすむ2種が確認されている。その2種の遺伝子は異なる一方、成魚の外見の特徴は非常に似ている。

北九州市立自然史・歴史博物館の籔本美孝名誉館員らは、アクアマリンふくしま(福島県いわき市)がインドネシア沖の水深約170mで撮影に成功したシーラカンスの生まれたばかりの魚(体長31.5cm)と、アフリカ種の生まれる直前とみられる魚(同約35cm)の標本を比較した。

インドネシア種は、尾びれが体長に対して大きく、目は小さいことが分かった。
2種で成長過程が異なる可能性があるという。

現存する2種のシーラカンスは、インド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかり海が分断され、約3700万年前ごろに分かれたとの説がある。また、化石からは尾びれが大きい方がより原始的とされている。籔本さんは「インド東側のインドネシア種は原始的な特徴を残しながら生き続け、西側のアフリカ種はより進化した姿に変わった可能性がある」と話している。

2019年4月13日
シーラカンス研究に関する論文発表

■掲載雑誌
北九州市立自然史・歴史博物館研究報告A類自然史 第17号 シーラカンス特集号
■発刊日
平成31年3月31日

発表研究について

Field surveys on the Indonesian coelacanth, Latimeria menadoensis using remotely operated vehicles from 2005 to 2015

(和文タイトル)2005年から2015年にかけての無人潜水機(ROV)を使ったインドネシアシーラカンスLatimeria menadoensis の調査 

研究内容
2005年から実施しているROV調査によって観察されたインドネシアシーラカンスについて、遭遇した水深、水温、観察時間、場所などについて検討を行った。



研究内容
2009年に発見したインドネシアシーラカンスの幼魚の形態について、アフリカのシーラカンスの胎子との比較を行い、インドネシアシーラカンスの幼魚の特徴について研究した。

研究内容
アクアマリンふくしまに展示されているシーラカンスの化石が新種であることが判明し、ワイテイア ウエノテルヤイと命名された。ウエノテルヤイは魚類学、古生物学ならびにシーラカンスの研究に貢献された上野輝彌博士に献名したもの。

(和文タイトル)インドネシアシーラカンスLatimeria menadoensisの7個体目となる標本の外部形態の精密計測ならびに本種の既存標本の形態に関する情報の集約

研究内容
アクアマリンふくしまで展示中のインドネシアシーラカンスは、本種の7個体目の標本である。現生シーラカンス2種を見分ける分類形質を発見し、分類を確立するために外部形態の精密な計測を行った。合計517形質。計測結果と、インドネシアシーラカンスに関する既往の知見をまとめた。

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