週一寺社めぐり

石塔寺 2014.09.10 Archives

石塔寺 いしどうじ  滋賀県東近江市石塔町860

創建 伝・推古天皇在位年間(592年~628年)
平安時代、一条天皇代に石塔が出土し、石塔寺と改称、一条天皇の勅願寺となり、八十余坊の大伽藍を擁する大寺院として隆盛を極めた。 織田信長の焼討ちですべてを焼失し、寺院は荒廃した。 江戸初期。(1624~44)になって、天海僧都が弟子・行賢に指示して堂宇が再建され、その後も徳川の庇護が続期、整備が進んだ  〈重文〉三重塔 宝塔 五輪塔(2基)石塔石仏は、約3万と言われている 石塔寺は、聖徳太子創建の伝承をもつ寺院である。 伝承によれば、聖徳太子は近江に48か寺を建立し、石塔寺は48番目の満願の寺院で、本願成就寺と称したという

石塔寺へ最初に行ったのは、ずいぶんの前のことだが、あの端正な白鳳の塔を見て、私ははじめて石の美しさを知った。朝鮮にも、似たような塔はあるが、味といい、姿といい、これは日本のものとしかいいようがなく、歴史や風土が人間に及ぼす影響を今さらのように痛感した。  『かくれ里』より 白洲正子

 

山門入口

山門

本堂

内陣

山門仏像

ルコウ草     役行者石段

太子堂

三重塔 花崗岩製、日本最古の石造三重塔、高さ約7.7m、上層部に行くほど仕上げが良くなっている。三重塔は土中に埋納されて以来、十一世紀初頭に発掘された

    

五輪塔・・重文 左:鎌倉時代後期、右:南北朝時代

 

石造宝塔1302(正安4)年の銘がある 

八十八カ所

       


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「寺社めぐり」カテゴリーもっと見る