行ってみました。井手町の竹林の中を登っていくとひっそりとした場所に
立派な碑が建っています。奈良時代の聖武天皇のころの優秀な大臣でしたが、
歴史好きの長男が知っている限りのウンチクを話すのを全て知っているかの
ような仕草で碑を見つめる三男でした。

そして、後日、他にはないのかなと探したところ『和束弥勒磨崖仏』を発見
しました。さらに調べてみると、あまり知られていないようで、行ってみると
わかりにくい場所ではありました。
川沿いの道路からも見えますが、裏にまわると目の前まで行くことができます。
この取り付け道路が目印です。

このまま川沿いまで行くと、舗装されていない道を進むことになりますが、
数十メートルで到着。岩の大きさは3,4メートル、仏の大きさは2メートル
ほどあるでしょうか。

帰りは『和束茶カフェ』へ。
店外で団子やチマキを買って、店内では新茶などを買って帰りました。
ちょうど昨日が八十八夜でしたが、すでに今年の新茶はできていました。


帰り道は307号線が混んでいたので、茶畑を抜ける山道を選びました。
茶の生産日本一の静岡県は台地など平坦なところに茶畑が広がりますが、
この地域は斜面に茶畑が広がります。

京都府はお茶で有名ですが、生産量は日本で5位、全国の数パーセントを
占めるに過ぎません。斜面の限られた土地で高級茶が育てられています。
なお、茶畑に立つ柱のようなものは『防霜ファン』で、霜による被害を
防ぎます。霜は茶の新芽には大敵なのでファンで空気を対流させることで
霜対策をしています。
先日と今日の二日間、地元を知る意味でもなかなかいい機会になりました。
地元の歴史や産業はやはり知っておきたいですね。今後も地元探索をして
授業でもどんどん話をしてきたいと思います。
しかし明日は少しだけ東へ。