早いもので今日から弥生3月、6日は二十四節気の啓蟄になる。この冬は暖冬傾向が続き、これから時に寒い日もあると思うが平年より暖かい春に向かっていくようだ。今年は2月11日に降雪を記録した程度で、そんなに寒く感じることはなかった。この暖かさに誘われて春の使者「フキノトウ」が先月の初めにもう顔を出した。裏山では鶯が「ホーホケキョ 」とさかんに鳴いている。鶯の囀りを聴くと春の訪れを感じる。庭の紅梅も例年より早く咲き始め馥郁とした香りを漂わせている。先日、この陽気に誘われて「思い立ったが吉日」とばかり御津町の綾部山梅林まで行って来た。白梅はまだ7、8分咲きであったが来週頃には見頃になりそうだ。平日で寒梅客も多くなく、ゆっくりと瀬戸内海の景色も眺めながら散策出来て良かった。