昼前から雨が降り始め、ストーブが欲しいぐらいの肌寒さである。彼岸を過ぎてから、花冷えの日が続き桜も開花してから、なかなか満開にならない。明日は二十四節季の清明、予報によると春の陽気が戻ってきそうなので、桜もいっきに満開になりそうである。ベストシーズンによく生まれたものである。四季の中で春が一番好きなのも出生に関係があるのかも知れない。
さて、今日は７０歳の誕生日でもある。賀寿では、古希を迎えたことになり。節目の年になるが、どうもこれは数え年でいくようなので、少し過ぎたことになる。杜甫の詩句によると、人生７０年古代稀なりと、あるので７０歳ともなれば当時はかなりの長寿だったようである。人生５０歳が４，５世紀も続き、今や人生８０歳台である。
今のところ、特に目立った体の衰えは感じていないが、これから老いと病にどのようにして、うまくつき合って行けるかが試されるようである。今だ、人生８０年のライフワークは十分確立されていないし、そのモデルになるような人も少ないようである。そんな中で、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんの生き方は参考になる事が多々ある。４月１７日の講演会にも行く予定である。
サミュエル・ウルマンの詩に「青春は年齢ではなく心のありようだ。幾つになっても夢や目標を持ちつづけている限り青春なんだ」と言った意味のものがありますが、幾つになっても新しいものにチャレンジし、ポジィティブに生きることが若さを保つ秘訣ではないかと思う。