三枝草日記

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大雪

2017-01-17 14:04:22 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年11月24日に東京都心で「初雪」が観測され、11月に初雪が観測されるのは1962年以来54年ぶりの記録と報じられていた。1962年12月末から翌年2月にかけて全国的に大雪となりs37年豪雪と言われている。その年は新任の年だったのでよく記憶に残っている。日当たりが悪い校舎裏に積もった雪が根雪となり長い間残っていた。大雪の日に少し遅れて行くと、校区の一番山奥に住んでおらた教頭先生が約8㎞程の道のりを徒歩で一番早く来られ、職員を待っておられた。東大卒の厳しい名物教頭先生であったが新任教師として教わることも多かった。

 年末年始は暖かかったので今冬は暖冬を期待していたが、あにはからんや、ここにきて寒波がやってきた。週末から日本列島は数年に一度の強い寒気におおわれ広い範囲で大雪となった。普段はあまり雪の降らない広島市や四日市市でもかなりの積雪を記録した。当地でも14日から連日雪が降り続き自宅裏で23cmの積雪があり、見渡すと辺り一面の銀世界⛄となった。こんなに雪が積もることは珍しく、昔を思い出し石畳を下駄で歩いてみたくなった。すると、こんな俳句が頭に浮かんだ。「雪の朝 二の字二の字の下駄の跡」田 捨女 16日には市内山之内地区の一部で40世帯が孤立状態になりNHKニュースウォッチ9でも全国に報道された。こんなことは近年記憶にないことである。今日になっても雪は残っており、朝から雪掻きをして何とか車道と歩ける箇所だけ除雪できた。雪国の方にとっては、この程度の雪で大騒ぎする程のことでもないかも知れないが、雪掻きは大変な重労働で雪国の方の苦労が少し分かった。


葉月

2016-08-23 14:07:31 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は二十四節気の処暑である。秋には立秋、処暑。白露、秋分、甘露、霜降の六節気がある。処暑は朝晩次第に冷気を覚える頃と言われるが今年は連日猛暑が続いている。21日には福崎で37度6分、20には姫路で37度1分を記録した。今月は雨らしい雨は降らず芝生や杉苔、植木の水遣りも大変だ。一方北海道には17日に台風7号が上陸し、気象庁によると台風の最初の上陸点が北海道なのは1993年の台風11号以来らしい。その後も11号、9号と立て続けに海道を直撃し大きな被害をもたらした。日本列島は南北に長く、雨が欲しいところには雨は降らず、何とか公平にならないものかと思うが自然は儘ならない。

 昨日、日本中が熱狂したリオ五輪も閉幕、高校野球も作新学院の優勝で幕を閉じ気分的に寂しくなり夏がもう終わった感じだ。今回のオリンピックでは金メダル12個、史上最多総数41個のメダルを獲得したが、獲得競技数ではロンドン大会の13から10に減っており御四家(柔道、レスリング、体操、水泳)で7割を占めバレーやサッカー等の団体競技ではメダルは獲得できず課題を残した。そんな中で400mリレーの銀メダルには感動した。如何にバトンタッチで時間を短縮するか、アンダーハンドパスの練習の成果が生かされたようだ。テイクオーバーゾーン内でのバトンタッチの熟練の技は凄いの一語に尽きる。更に今回のリオ五輪では内戦や紛争で祖国を追われた難民選手団10名が初めて参加、性的少数者(LGBT)も出場し多様性と寛容と言うメッセージを世界に発した。東京五輪では野球、ソフトボール等5種目が追加種目として正式決定されたので期待が持てそうだ。オリンピック期間中の高校野球も83万7千人が甲子園球場に詰めかけ高校野球人気も衰えていない。孫たちも14日(日)に早朝より甲子園球場に出かけたが、満員札止めで入場できなかった。甲子園球場に着いた時には阪神甲子園駅から長蛇の列で、こんな凄い人出の甲子園は初めて見たと言っていた。お盆には孫も帰って来て全員が揃ったので三鷹で食事をした。その晩一泊して甲子園に出かけその足で埼玉、大阪へ帰ってしまい束の間の一家団欒となった。

 夏の花の少ない庭に百日紅(サルスベリ)とオオケタデが彩を添えている。蓼にも種類があり諺の「蓼食う虫も好き好き」の蓼はヤナギタデのことである。その辛味を利用して古くから香辛料に使用されてきた。臭みを消し味を引き立て現在でも鮎の塩焼きに添えられるタデ酢等に使われている。 芭蕉の句に「草の戸を 知れや穂蓼に 唐辛子(薬味にタデとトウガラシを使っていますからぜひおいで下さい)とある。あぜ道でよく見かけるのはイヌタデのことである。庭の3本の百日紅(サルスベリ)も満開、9月いっぱい咲き続ける。 「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」 加賀千代女  「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子 「百日紅 ややちりがての 小野寺」 与謝蕪村

 

 

 


孫の応援

2016-06-13 13:52:05 | 日記・エッセイ・コラム

 全国総体埼玉県予選ソフトボールの部が熊谷市荒川緑地公園他2会場で11日(土)より開催され応援に行って来た。当日は会場が遠く朝も早いので東京見物も兼ねて前日の10日(金)から行く計画を立てた。10日午前10時伊丹発の飛行機を予約していたので、空港の自動チェックイン機でチェックインすると画面に欠航と出たので一瞬パニックになった。コンセルジェに事情を聞くとエンジンに鳥が入りエンジントラブルのためだと分かった。そのため空港ターミナル内が変更手続きで大混雑し長蛇の列をなしていた。1時間近く並んで順番を待ち何とか12時発の便がとれてホッとした。次の13時発の便になると完全にアウトになるところだったが、午後2時45分開演の歌舞伎には間にあった。しかし、築地で昼食の予定は残念せざるを得なかった。東京モノレール、JR山手線を乗り継ぎ有楽町で下車、兵庫わくわく館に立ち寄り歌舞伎座に向かった。滅多にない機会なので、兵庫わくわく館長で兵庫観光大使もしている教え子にも久し振りに会っておきたかった。当日は梅雨の晴れ間が広がり有楽町から歌舞伎座まで急ぎ足で歩くと汗が噴き出してきた。新装なった歌舞伎座は初めてなので新鮮であった。6月大歌舞伎は長編歴史ロマン義経千本桜を3部制で初上演していて第2部の「いがみの權太」を観た。第3部の狐忠信の源九郎狐は猿之助の当たり役であるが、時間も遅くなり昨年大阪松竹座で見ているので第2部にした。終演後、歌舞伎座と直結している地下鉄日比谷線東銀座駅から2駅目の日比谷で降り、20%の優待券があったので帝国ホテルで夕食をとった。

 試合当日は早めに起き、天台宗別格本山吉祥寺の境内を散歩をしてから試合会場の熊谷市荒川緑地公園へ向かった。ここは広大な河川敷に芝生のサブグラウンドを備えたグランドが数面あり、孫のチームがどこにいるのか探すのも大変だった。参加校80校中公立高校として初のベスト8を目指して頑張ってきた。孫はピッチャーで4番バッター、第1打席はセンターオーバーのホームランを打ち面目を保った。くじ運にも恵まれ2試合ともコールド勝ちし、まずは幸先の良いスタートとなった。次の試合は15日(水)の予定なのでで応援に行けないが、ピッチャーも安定し打線も好調なので大いに期待したい。真夏は連日全国の最高気温を記録する熊谷、当日も暑い予報が出ていて覚悟をしていたが、炎天下のグラウンドで1日中応援や写真撮影に走り回ったわりには、風もありそんなに暑く感じなかった。当日の熊谷の最高気温は32.4度の真夏日であった。帰りは遅くなったが、よく頑張ったので夕食は焼き肉店で慰労してやった。会場も遠く試合時間も長くなる事が予想されたので、もう1泊して翌日早めに帰ることにした。

 日曜日なので息子の嫁に運転してもらって成田山新勝寺に参拝して帰ることにした。東京外環道、常磐道を通りまず予定になかった牛久大仏に寄り成田山新勝寺へ向かった。成田山新勝寺は天慶3年の開山より「成田のお不動さま」として知られ真言宗智山派大本山であり、毎年初詣客が1番多いことでも有名な寺院だ。成田山新勝寺の付近にはうなぎの名店がひしめいていて表参道だけでも約60軒も ある。その中でも駿河屋は一番の老舗の専門店で、ここのうなぎを是非味わいたいと思っていた。飛行機の時間も気になったが30分程待ち念願の駿河屋のうなぎにありつけた。注文を聞いてから蒸して焼くのに更に30分程かかりサービスも良く味は絶品で看板に偽りはなかった。朝家を出て東京外環道、圏央道、常磐道、東関東自動車道、首都高速🚘を走り羽田空港へ予定の丁度午後3時に着き、4時の飛行機には十分間に合い土産も買えて良かった。

 

 


桜花爛漫

2016-04-08 13:56:47 | 日記・エッセイ・コラム

 3月にオープンしたばかりの「夢乃そば」で昼食を済ませ夢前川沿いをドライブし桜花爛漫の春を満喫した。世界文化遺産・国宝姫路城は約5年余りの平成の大修理を終え、昨年3月下旬にグランドオープンした。グランドオープン以来昨年度の姫路城の入場者は約280万人に達し連日多くの観光客が訪れている。ところが、大勢の観光客を受け入れるレストランが姫路にはなく「夢乃井」まで行くしかなかった。そこで約300人~500人が一度に食事できる「夢乃そば」が開店し、団体客以外にも看板通りそばを中心としたメニューで食事をすることができようになった。オープン直後で物珍しさもあって平日にも拘らず繁盛していた。姫路市に合併する以前の飾磨郡夢前町時代、2代目の町長が西の吉野にとの思いで夢前川沿いにを中心に多くの桜を植樹され、それが大きく育ち遠くに出掛けなくても花見をするには十分である。


正月

2016-01-03 17:05:37 | 日記・エッセイ・コラム

 明けましておめでとうございます。年末年始は家族が揃い賑やかになりアッという間に過ぎてしまう。年末のほたるの里での忘年会には息子の嫁は銀行の仕事が年末ぎりぎりまであり出席出来なかったが、新年会は全員揃って祝うことができた。

 正月三が日は季節外れの暖かさになり桜が咲く頃の陽気となった。正月三が日としては記録的な暖かさとなる可能性がある。こんな暖かい正月は記憶にない。そんな陽気に誘われて眠っていたロウバイも狼狽気味?例年より早く咲き始めた。裏山の赤、白色の薮椿もはや見頃を迎えた。春を先取りして紅白の梅が開花し、レンギョウ、ユキヤナギも数輪咲いた。一足飛びに春がきた、びっくりポンや 極め付きは畑の畔で夏の花ヒマワリが咲いていたが、年末の朝方の冷え込みで色褪せてしまった。エルニーニョ現象が春頃まで続き暖冬予報もでていて暖さが続くのは有り難い。