台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

741 ブログ741 半澤直樹と白夜行の共通点。

2013-09-23 20:39:06 | 台湾
ユーチュウーブで二つのドラマを見ました。一つは、「白夜行」。結構面白かった。
幼い頃自分の親父を殺してしまう少年。それを庇うために、今度は、新たに母親を殺す少女。二人を中心にドラマは、進む。武田鉄矢の刑事の執念。逃げようとする犯人と追いかける刑事の駆け引き。見応えがありました
 もう一つは、昨日、最終回を迎えた「半沢直樹」これは、私は、どんなドラマがまったく知りませんでした。日本では、七月に始まり、昨日終わった。劉先生が教えてくれました。一巻から十巻まで見ました。これは、之で面白い。
 二つのドラマの共通点は、「怨念」。
社会は、決して平等でない。貧乏に生まれた人間は、成功するには、・・・・、多少悪いことも・・・。一方半沢の方は、親父の敵を打つために、親父を自殺に追いやった銀行・その人間に鋭く迫る。親父の復讐をじっくりと仕上げる。
 いまなぜ?半沢直樹が受けるのか?
わかる気がします。どうにも割り切れない労働環境。上司の嫌がらせ・会社の冷酷さ。
そう言った社会への「怨念」を見事に「倍返し」「10倍返し」という言葉で、吹き飛ばす痛快さ。
日本の社会の病理をよく表しています。すこし、社会が「病んでいる」状態。
見る側もそれを充分わかりながら、どうして良いのかわからず・・・。主人公の「半沢」の生き方に共感するのでは、・・・。
 昔、自分の恨みを晴らすドラマありましたよね。「笑うセールスマン」とか「世にも奇妙な物語」あれと一緒。
 話は、少し変わりますがわたしは、今回アメリカにシリアに攻撃加えなくて良かったと思います。もし、攻撃すると、シリアの住民がまたアメリカに対して「怨念」を持って生きる。そして、再び9/11の様な事件が起きる。怨念は、怨念で返されます。繰り返し繰り返し。
 半沢がしたことが正義のように見えますが、江戸時代の仇討ち。
きっと、反「半沢」勢力がつくられ、やられるドラマもできるかも・・・。
 白夜行は、成功するためには、手段を選ばない少女・女の生き方が表されています。
それに振り回される少年・青年。次から次へ犯罪。人を殺すことがいとも簡単に・・・。
常軌を逸しているような気がしますが、それは、それとして見応えがありました。犯罪を暴く武田鉄矢の刑事としての執念も「すごい」。
 目的のためには、「手段」を選ばない二人。まさに現代社会の申し子。もちろん、その罰は、・・・・・。
 わたしは、こういうドラマを見つけることが大好きになりました。
                                 再見

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