台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

ブログ 127 姉さん、兄貴には、頭あがらない。

2013-01-09 01:14:39 | 台湾
 私は、末っ子。しかも六人兄弟。
兄貴が親父代わり。姉さんは、お袋の代わり。
だから、いくつになっても、姉さんや、兄貴には、頭あがらない。
 特に、一番上の姉さんは、中学校しか出ていないで、現在そば屋を経営している。
我が松木家の中で一番しっかりしている。頭も、俺何かよりずっーと良かった。
きっと、高校行きたかったのだろう?しかし、彼女は、そば屋に15歳で働き始めた。
姉さんの偉いのは、少ない給料にもかかわらず、毎月、ケーキを買ってきてくれた。だから、姉さんの給料日は、我が家は、大変。
 何が?
わからないだろうな。ケーキの争奪戦。兄貴が阿弥陀を作り、姉さんがケーキを切る。
その切った瞬間にみんなの目がケーキに注がれる。
どれが一番大きいか。阿弥陀を作り、ケーキに番号が置かれる。
そして、一人一人が一本ずつ線を加えて、どこがどこだかわからないように・・・。
 それから、じゃんけんをして、抽選の順番を決める。それから抽選。
俺は、いつも小さいケーキが当たる。そうすると、お袋が俺のと交換してくれる。
そうすると兄貴が{汚ねぇ治郎!!。}俺は、いつも殴られる。けど、どんなに殴られても、お袋のケーキは、俺のケーキとチェンジ。
 この毎月の行事は、姉さんが結婚するまで続いた。,姉さんは、24、5歳で結婚。
しかもその旦那さんの「春ちゃん」もとてもいい人。
姉さんの結婚相手も、兄貴の結婚相手も、俺が選んだ。
 どうして、治郎張が選んだの?
だって、姉さんも兄貴も、それぞれ何人かボーイブレンド、ガールフレンド逢わせてくれた。こいつは、あまり良くないよ。此奴は、姉さんに向いていない。生意気な意見を言っていた。なんで「治郎張」には、人間の品定めできたの?
 それは、俺が少しドモリだったから、人間観察に自信があった。不思議、今ドモリ
直ったら、昔ほど、人間観察鋭くなくなった。
 人間というのは、一つ「障害」のようなことあったら、何か代わりに別の特性を持っているような気がしている。今は、昔ほど、人間観察鋭くなかった。た゜って、今ドモリでないから。
 大体、結婚生活といのは、「バランス」が大切。おしゃべりの相手には、少し無口。
金遣い粗い人には、しっかり者の奥さん。そのバランスを見るんだよ。そうすると、この人には、この人・・・。似たもの夫婦もあるが。大体わかった。当時小学校6年生ぐらい。
 そんなに鋭い治郎張がなぜ?結婚に失敗するの?
それは、俺が子供大人だったから。彼女は、今も昔も賢く、優しく、しっかり者。
それに対して、俺は、自由気ままなギャンブラー。
 ま、俺のことは、置いておいて、
 俺の性格は、結婚に向いていない。結婚をしては、いけない性格。向いていない。
何か、俺の中に兄貴や姉さんにあって、俺にないもの・・・。
 一言で言うなら「我慢」かな。
しょうがない。「すえっ子」でわがままに育ったから。
                                 再見。