4月から開始した悪性脳腫瘍に対するPDTですが、13名の患者様に施行させていただきました。幸いなことに、PDT自体による有害事象としては全くありませんでした。1例のみ爪熱傷を経験しましたが、これも管理に問題があっただけでした。治療をさせていただいた患者さまは、皆様ご健在でして、幸い、亡くなられた患者様はいらっしゃいません。もちろん、PDTの方法論にはまだまだ不十分な点があり、十分な治療効果が期待できなかった患者様もいらっしゃいます。ただ、皆様がこの治療の有効性を信じていただけたのです。来年も一人でも多くの悪性脳腫瘍の患者さまの治療に貢献できる様、更なるPDTの技術革新を図っていきたいと思います。本、ブログを見ていただいた方々には、心から感謝申しあげます。来年もよろしくお願い申しあげます。