卆寿の旅

平成30年8月3日、満九十歳 卆寿になり、「八十路の旅」を「卆寿の旅」にタイトルを変更し、徒然なるままに記します。

落日

2020-10-29 16:35:10 | Weblog

<落日には二つの意味がある>

(1)沈もうとする太陽。入り日。

(2)物事の勢いが衰えることのたとえ。

***10月26日、午後12時10分頃~午後1時頃、左後頭部のデキモノ摘出手術をした。
   医学的名称は「頭部軟部手術」・・出血があったが、無事終わった。

***たかがデキモノ、されどデキモノ。あなどれない。日常生活は、殆ど変化はない。
   ただ、26日は、ベッドで横になってテレビ三昧。困ったことは、テレビ視聴は左枕。半分体を起こして観た。

***26日の夜は、右枕で寝た。支障なし。

***27日、28日、ガーゼ交換に行った。回復順調の様子。

  つくづく、体の衰えを実感した。

  それでも、歯をくいしばって生きている92才の老人がいる。必死に一生懸命に生きる姿。
  必ず死ぬために、一生を命を懸けて生きる姿。

 

<介護の是非>

  毎週、2回、デイサービスの市の車が、介護を必要とする老人を集めて、介護施設に運ぶそうだ。聞くところによれば70才後半から80才後半の人が多いと聞く。風呂に入れてもらって、昼ご飯が出る。あとは遊びで、一日が終わるそうだ。

  家庭で、介護をしている人は、その日が待ち遠しい聞く。

  ブログの友達(パソコンの講師先生)が、次のように記していた。

{・・デイサービスを一年受けると、最初歩けていた人が、歩かなくなるのを何人か見た。検温、お風呂、食事、休憩、午後は座ったまま風船バレー。 送迎と、自分で運動することなく一日が終わりです。歩けなくなるのは当然だと思いました。
  お茶は職員やボランティアが入れますし、お風呂でも着替えは自分でさせると暇がかかるので、手伝って手早く終わらせます。自分では何も考えなくていいし、頭も使わなくていいから、いろんな機能が衰えてくるのは当然です。・・}

  いま、はやりのデイサービスの実態を、垣間見た気がした。

  早晩、デイサービスの世話になるかもしれない。でも、自分の身の周りのことは、歯を食いしばって、やろうと決心している92才がここにいる。

 

<迷惑をかける、かけない> 

  あと2週間で、妻が亡くなって、3年になる。(2017,11,14没)

  妻がしていた殆どの仕事を、とりあえず一人でこなしてきた。洗濯、炊事、朝と昼のご飯の準備、皿洗い、掃除などなど。

  一人暮らしだが、離れに倅夫婦がいる。夕食はわが家の食卓を使用。土、日は部屋の掃除は倅の嫁が、必ず掃除機をかける。だから、まったくの一人暮らしではない。

  しかし、二人で暮らしてきた家は、わが輩一人である。夜のベッドは淋しい。寝付かれない時がある。特に真夜中のしじまに小雨が瓦にかすかな音を立てるのを耳にするとき、一人身の実感が胸に迫る。

  出来るだけ、倅夫婦に迷惑をかけないようにしたい。しかし、その気持ちは倅夫婦には伝わらない。皮肉かもしれないが、生きていることが迷惑なのではないか、ついひがんだ発想になる。

  生前、妻は、しばしば「迷惑をかけるのは当然です。介護をしてもらうのは当然です。大いに介護をしてもらいましょう」と、言っていたが、なんら介護もしてもらわずに、お先に逝ってしまった。3年前の11月 14日、昼ご飯を食べながら倒れた。わが腕の中で永遠の眠りについた。あっぱれというしかない。ピン、コロリ。

  死ぬまで元気に、わが家で死にたい。目下の目標である。

 

<ガーゼの交換はお休み>

  10月28日、後頭部の手術ガーゼの交換はお休み。「よくなっていますので次は30日で結構です」担当医の言葉。

  10月28日、午前10時30分から、約1時間、寒冷紗の収納とハクサイの世話に没頭。中ほどのハクサイに虫が付き、除虫菊の液肥をまき、活性液をかけた。

  昼食は12時に準備。吉宗を観ながら食べた。月~金まで、倅夫婦の計らいで、宅配のおかずが、毎日午前9時頃に届くことになっている。

  食器洗いは、勿論、わが輩の仕事。

  午後3時頃、再度ハクサイの世話をした。虫の付いたハクサイは取り除いた。

 

☆寒冷紗の中程に穴があき破れ、そこから害虫が侵入したらしい。寒冷紗を修理した。28日、10:50写。

 

 

☆(左)修理した寒冷紗(2mx10m)を、折りたたんで収納。一人で折りたたむのは大変な仕事。
    まあ、これぐらいが限度だろう。

☆(右)2日かけて、ハクサイの世話をした。どうにか、もちこたえそうだ。28日、13:50写。

 

 

☆(左)ダンボールに入れて宅配されたおかず。28日、11:50写。

☆(右)28日の昼食。惣菜のメニュウは、親子煮(親子丼の具)、大豆入りひじき煮。
    即席の味噌汁、高菜漬け、磯ノリ。完食、12:00写。

 

<栄冠は君に輝く>

  10月30日、朝ドラは、古関裕而作曲、伊藤久男が歌う「栄冠は君に輝く」誕生の物語。昭和23年(1948)頃の実話。大変興味をもって観た。伊藤久男が、戦後軍歌(暁に祈る)を歌った責任を感じて、苦悩のどん底に落ち込む。それを救ったのは作曲家の親友古関裕而。その実話を交えながら「栄冠は君に輝く」が誕生。

  戦後、昭和23年に学区制が改革された。6,3,3,4が実施。小学6年、中学3年が義務教育。高校3年は入学試験。大変革のさなかを、弱冠20才のわが輩は生きてきた。時代背景を目の当たりにして、涙がでた。

  甲子園の全国中学校野球大会が、全国高等学校野球大会に変わった。伊藤久男を演じる山崎育三郎(勿論、わが輩ははじめの名前)超有名な俳優さんだった。 30日、朝ドラにつづく、朝イチの番組で知った。

 俳優・ 山崎育三郎が「栄冠は君に輝く」を3番まで歌った。

{・・(1)雲は湧き、光りあふれて、天高く、純白の球、今日ぞ飛ぶ、若人よ、いざ、まなじりは歓呼に答え、
      いさぎよし、微笑む、希望、あぁ、栄冠は君に輝く。

   (2)風を打ち、大地を蹴りて、悔ゆるなき、白熱の、力ぞ技ぞ、若人よ、おざ、一球に一打に賭けて、
      青春の、賛歌を綴れ、あぁ、栄冠は君に輝く。

   (3)空を切る、球の命に 通うもの、美しく、匂える、健康、若人よ、いざ、緑濃き、棕櫚の葉かざす
      感激を、目蓋に、描け、あぁ、栄冠は君に輝く。・・}


<黒枝豆をいただく>

  10月31日、午後3時30分ごろ、「黒枝豆が入り口に置いてあります」、義理娘の言葉。

  通用門の入ったところに、黒枝豆が山積みされていた。はい、ビックリポン。(家にいたのになぁ)

  黒枝豆には M・Hと記名。・・午後3時30分ごろ、お礼のテル。

 「家いにいたけどなぁ」「テレビはなっていました。黙っておいてすみません」

  こちらこそ、すみませんではないか。「午後3時頃に行きました」

 早速、黒枝豆を枝からはがして(約5kあった)、午後5時頃、750kを茹でた。

  わが家の大好物。特に倅がお気に入り。

 

☆(’左)M・Hさんに頂いた黒枝豆。15:40写。

☆(右)早速、茎から枝豆を取りはずす。16:30写。

  

 

☆(左)カゴに入れた黒枝豆。約5kあった。16;40写。

☆(右)750gを茹でた。水、3・5ℓ。塩、250g。茹でた時間約15分。17:30写。

 

<ハロウィン満月>

  10月31日、10月最終日。日めくりカレンダーを見てビックリ。ハロウィン満月の日だった。(世界勤倹デー、そばの日、なども記されていた)

  10月23日、夜の上弦の月が、はや満月になった。前のブログ「理屈」を参照。
 {・・参照:2020、10,18、「理屈」<上弦の月に祈る>・・} 

**10月31日はハロウィンの日。最近、あまりハロウィンのお祭りを見なくなった。新聞もハロウィンは載っていなかった。まして、ハロウィンの満月も見かけなかった。

***10月31日の満月は、46年ぶり、一年で一番小さい満月と記されていた。「ネット調べ)

**午後8時頃、庭先でカメラを月にむけた。

 

☆ハロウィン満月。澄み切った空にうかんだ満月。これが限界だろう。20:00写。


<古老の祈り>

  乏しき力もて、ブログを続けている92才の古老です。
  最近、ブログもドンドン変容していきます。
  電話の番号を知りたいと言うことで、マウスを動かすと、数字を入れろときます。なんか解らん登録が次々きます。
  今度は、何か解らぬ内容の知らせが、編集画面に現れます。消去不能。

  もう、難しいことをしてくださいますな。その都度、ストレスが起きて、「もう止めとけ」と言うことかな。
  せっかく、ここまで、「卆寿の旅」を続けてきました。そっと、今までのようにしてくださいませんか?

  そうでなくても、わが輩のPcも、チョットでも、ややこしいことをすると、画面が変容します。

  やっと、Y・Hさんのおかげで、入力出来るようになったとこでござります。 

  カメラからPcに取り込むのも、複雑になりました。でも、右クリックで、何とか幅を広げて、活用してござります。

  ネット検索で、少しは解決しますが、もう、精一杯でございます。 (古老の侏儒の祈り) 


<病院行脚>

  はや11月になった。

  10月26日、K外科で、後頭部軟部手術。11月2日、抜糸。経過は順調との話し。

  11月4日、午前10時、A耳鼻咽喉科の定期検診(3ヶ月に1回)。30分で終わり、午前10時30分頃より、K外科で診察。抜糸の経過報告。一応、手術は終了との話。ついでに、リハビリを受けて帰宅。11時40分。

  11月5日、午前10時30分、0病院泌尿科定期検診(1ヶ月に1回)。帰宅は午前11時50分。昼食準備。いつものように、12時から「吉宗」を見ながら昼食。・・あとは午睡。

  11月5日、午後3時、S内科定期検診(1ヶ月に1回)。 帰宅は午後4時30分。・・やっぱりベッドに横になった。

  11月7日、土曜日、朝から左右足首がむくんで痛む。休診の日だが、S内科にテル。院長に通じる。
  「今から来られますか?」「すぐ行きます」二つ返事で、S内科に直行。院長一人健在。
  早速、診察の結果、筋肉注射をして帰宅。12時前だった。

  11月は皮膚科、眼科など診察予定、病院診察の行脚は続く。・・これが92才の病院行脚の実態だ。

**病院行脚と「行脚」と言うことを使ったが、2つの意味があった。

(1)仏道修業のために僧侶が諸国を歩き回ること。
(2)ある目的で諸地方を巡り歩くこと。

  勿論、わが輩の場合は(2)にあたる。図書館行脚。食べ物行脚など。


<夕日>

  11月4日、午後4時30分ごろ、西の山の端に夕日が沈む。まだ、4時30分過ぎてはないか。日の入りが早くなったモノだ。これから冬至まで夜の時間がドンドン長くなる。

  ああ、独り身の夜はコワイ。この長い寒い冬場をどのようにして凌ぐのか、名案はない。ベッドのやぐらコタツの、上げ下げが日課になる。めんどうだが背に腹は変えられぬ。

 

☆(左)11月4日、西山に沈む夕日。16:37写。

☆(左)11月4日、山の端に沈んだ夕日。あっという間に隠れた。16:39写。


<四字熟語>

  11月5日、午前10時40分頃、0病院泌尿科待合室のテレビ掲示板に「四字熟語」がでた。

(1)一○千○      (2)晴○雨○  

(1)一攫千金       (2)晴耕雨読 ・・一発で解答したが、(1)の説明を読んで、違うのが分かった。

(1)一字千金・・だそうだ。・・ネットで調べる。

{・・秦の呂不韋(りょふい)が、「呂比春秋」を表した際、それを咸陽(かんよう)の城門じ置き、1字でも添削できた者には、千金を与えようと言ったという、「史記」呂不葦伝の故事。・・}

(1)非常にすぐれている文章や筆跡。  (2)たとえようのない厚い恩恵

 

 

 

 

 

 

 

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6 コメント

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タイトルが変わる!! (縄文人)
2020-10-30 13:04:01

理屈➡落日
落日と言うと、つるべ落としの様に、一気にストーンと日が落ちるそんな感じを受けましたが、
人生100年時代、弱気はいけませんが、
「歳相応の・・弱気」で安心しました。

   ・ 手術終えブログを書きつつ反省す
             元気バッチリ栄冠は君 (縄)
   ・歳老いし歯を食いしばり九十二
            妻のやり分我れやり通す  (縄)

   頑張ってという言葉は禁句なり!
         今までの事から少しずつ引き算して
          愉しんでください。

先輩はお元気です。 (けい)
2020-10-30 21:21:38
こんばんは。
出来ることは自分で、手助けが必要な時は、遠慮なく息子さんご夫婦やヘルパーさんの手を借りたらいいと思います。
デイサービスは危ないし、何かあったら大変なのでいつも椅子に座らせています。
少ない介護者でお昼ご飯に間に合わせなくてはいけないので、利用者のすることをユックリ待っておれないのです。
ヘルパーの免許取得後、ボランティアを半年ほどしたことがあります。
その時、何か運動が出来るような施設が併設されていたらなあと思ったことがありますが、人手がいるので所詮無理な話でしょうね。
先輩はまだまだお元気です。
家での生活を毎日楽しみながら、ユックリ送っていただきたいと思います。
題目 (jiro)
2020-10-31 09:26:41
縄文人様
ブログのタイトルは、大きな意味はありません。
タイトルをつけないと投稿できないので、毎回、感じたことを題目にしているのです。
一つのタイトルで約10日が過ぎます。あれよあれよという間です。
これからも、よろしくお願いいたします。  
空元気 (jiro)
2020-10-31 09:34:13
けい様
元気そうに見えるだけで、ガタガタです。
貴女のブログを楽しみに観ています.老人、一人で生きていくのは、大変です。
今後ともよろしくお願いいたします。
ブログ (サト)
2020-11-08 11:08:59
ご無沙汰しています!
ブログは、何時も拝見させて頂いております。
このようにブログを書かれる事が、私は本当の日記
ブログではと、何時も感じています!

年齢は大分下の私ですが、足腰が弱いことが日々の
生活が限られてしまいます。

頭の方のお具合は良くなられましたか?
目の前に、あれこれしなければとありますと大変ですが、くれぐれもお大事になさって下さい。
デキモノデキモノ (jiro)
2020-11-09 09:59:28
サト様
頭のデキモノは10月26日に手術、11月2日に抜糸。11月4日にいって、終了との話し。
まだ、少し、ゴロゴロしているようですが、こんなモノでしょう。
やっぱり、ブログが生きがいなのかなぁ?でも、視力がかなり弱りました。
ゆっくり文字を変換しています。

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