卆寿の旅

平成30年8月3日、満九十歳 卆寿になり、「八十路の旅」を「卆寿の旅」にタイトルを変更し、徒然なるままに記します。

真夏

2019-08-03 16:29:56 | Weblog

 

<91年目の夏>

  令和元年、8月3日、午前6時、目が覚めた。珍しいことだ。窓をあけると、朝靄の中に、わが家の庭先が、うすずみ色にけむっていた。外に出て、わが家を眺めた。感無量。60年暮らしてきた妻はもういない。 

 

  「おい、今日はわが誕生日だ。91年目の夏がきた。しかも真夏だ。ひとり身だ」 

  よくもまあ、この暑い日に生まれたもんだ。わが母は大変だったろうなぁ。聞くところによれば、母は4人目の息子(わが輩)を、いともかるく、産み落としたと聞いた。しかも、大変小さく、顔はお茶碗ぐらいで、かわいらしかったそうだ。その生みの母も、平成9年4月10日、95才で他界。・・(葬儀委員長は、わが輩がつとめた)

  昭和3年8月3日生まれ。昭和を60年、平成を30年8ヶ月、令和元年を3ヶ月。(60+30、8+0、3=91・・令和で年の勘定をするのは、天文学的な数字。西暦は、はっきりしている。1928年8月3日生まれ、現在2019年8月3日。つまり2019-1928=91・・まことに簡単である。正真正銘、満91才となり、91年目の夏を歩むことになった。

<ノウゼンカズラ咲く>

  8月3日、誕生日だから、張り切ったわけではない。朝靄が立ちこめる庭先を散歩した。家の前にノウゼンカズラが咲いていた。昨年は枯れかかったが、今年はなんとか咲いた。橙色のきれいな花。花の形がトランペットに似ているところから、英語では、トランペット・フラワーという。

 

☆8月3日、午前6時半、前庭に咲くノウゼンカズラを撮った。この花は、わがブログでは歴史がある。次のブログを参照してください。
{・・参照:2011,7,28「ノウゼンカズラ余談」・・2014,7,12「養生の野菜づくり」<ノウゼンカズラ補修>・・2016,7,9「薄氷を踏む思い」<橙色のノウゼンカズラ咲く>・・ 


<収獲・焼き肉パーティー・夏ズボンとシャツ・お祝いケーキ>

  8月⒊日、朝から重い日だった。からりと晴れない。昨日午後4時ごろの夕立の影響だろう。蒸し暑い。とうとう、先日よりエアコンをいれた。

  午後2時ごろ、気になっていた3号田のスイカ畑に入った。いやぁ、まいった。5分も、持たなかった。頭がおかしくなり、熱中症の言葉がよぎった。もう、そりゃ、這々の体で家に駆け込み、水分補強、ベッドに横たわる。

  午後4時ごろ、にわかに曇り、雷鳴。夕立となった。30分ぐらいで雨があがった。

  午後6時30分頃、1号田のナス、マンガンジ、ピーマンを収穫した。居間から見ると、ぶら下がっているのが見えた。

  収穫後、シルバーカーを押して、帰る途中、孫(男)が迎えにきた。「誕生日のお祝い焼き肉パーティーです」 

  通用門入り口で、シャッター。

  晩ご飯は、お祝いの焼き肉パーティー。 食後、お祝いのズボンとシャツをいただく。それから食後のケーキ。毎度、毎度、ありがとうございます。

 

☆(左)畑仕事は防虫帽子なしでは不可能。暑いが、刺されるよりはマシ。18;40写。

☆(右)91才、誕生日お祝い焼き肉パーティー。肉は黒毛和牛の一級品。お肉は日本が一番。


 

☆倅夫婦からのお祝い品。夏に即したズボンとシャツ。それからケーキ。

 

<お祝いありがとうございます>

 

☆(左)8月3日、午後9時、一人淋しくケーキをいただく。うまい。でも、淋しい。

☆(右) 8月3日、午後1時、六甲に住む、長女夫婦からお菓子が宅配されてきた。


  

☆(左)8月1日、午後1時、亡き妻の妹(枚方市 在住。娘真弓さんはピアノの先生・プロの音楽活動。ブログ:佐野真弓ピアノ)タミーノさんからのお祝いのお菓子類。

☆(右)8月2日、午前10時ごろ、M・Iさんからのお祝いの花とお菓子。

**順番が遅くなり、申し訳ありません。

*ながーい、誕生日の一日が終わった。ジロ爺さん、91才の旅をいかに歩むや?長生きに負けないように、寝たきりにならないように、一日一日が、身をけずるように過ぎていく。


<酷暑>

  8月5日、午前8時ごろ、朝食。・・夏休みのはずだが、みな、出勤していない。いつものように、ひとり侘びしく朝食をつくる。一切れのパンとトマト、それに豆乳入りコーヒー。
  トマトは、もちろん、わが輩の手作り。パンにはマーガリンとイチゴジャムをぬる。 

☆パンの副食は、夏ミカン、リンゴ、バナナ、マクワウリ、トマトなど、四季に応じて変わる。マクワウリ、トマトは手作りのモノ。

  一通りの朝の仕事が終わり、居間のベッドで一休み。時計を見ると10時過ぎ。普通。

  洗濯モノを干したときに解ったが、外は、からりと晴れて、猛烈な日射し。気温はぐんぐんあがった。車庫の温度は35度。納屋の温度は33度。草引きをするべく外に出たが、ムリのムリ。・・居間でエアコンを入れて26度。

  毎年、このように暑かったかなぁ、と首をかしげる。やっぱり、トシとったセイと違うやろやか?と、弱音がもたげる。

  何気なくテレビを観ていると、やさしい音楽が流れた。「小さな旅」、「北海道・南暑寒丘」が映し出された。やっぱり、こういうテレビはいい。酷暑のなかに、いっぷくの清涼剤。・・映し出される景色、雨竜沼に「国領地区」という名が出た。

  「国領」は、私の生まれ故郷である。氷上郡国領村国領(現、氷上市春日町国領)、 私の30才頃まで住んだ故郷。ビックリした。ネットで検索すると、確かに北海道に、「国領地区」があった。・・故郷を偲び、なぜか瞼があつくなった。


<ブログ記事・カラー印刷、第27号となった>

 ブログの記事を、カラー印刷をして、保存してきた。1冊A4・40(A4,80頁)に収納。最初、カラー印刷にさんざん手こずったが、最近では、一つの投稿記事が終わると、すぐ印刷して保存。それが、第27号になったというわけだ。

  ブログ記事を、そのままカラー印刷、書籍化の本とは、ひと味違う魅力がある。でも、なあ、モノを多く残すのは、ほめられたことではない。まあ、これくらいの我が儘は許してもらいましょう。

 

☆(左)A4(縦30cm,横25cm)のブックファイルを収納する本箱がない。縦40cm、横60cm、幅29cmの収納箱を横にして使用。

☆(右)中身の一部。ブログ・{2019,7,12「晴雨」1頁~2頁}を掲載。まあ、こんな調子。「どこまで続くぬかるみぞ、雨降りしぶく鉄かぶと・・」、軍歌が聞こえてきた。


<生活の知恵?>

  毎日、蒸し暑い夜が続く。エアコンなしでは寝られない。息苦しい夜がやっと明け、一人暮らしの毎日が始まる。

  この頃、起きて先ずやるのが、居間のサッシ窓と炊事場兼食堂のサッシ窓をあけて、朝の涼気をいれる。ともかく部屋の空気を入れかえる。これは、居間で暮らしていた亡き妻が、窓を開放していたことを、漠然と思いだしたからだ。果たして、これが生活の知恵とは断言できないが、なにか、汚れた空気が綺麗になったような気がする。

  午前10時ごろ、窓を閉じて、扇風機、またはエアコンを入れる。でも、外の暑さ加減により、午前中、サッシ窓を開けている場合もある。里山だからできるのだろう。・・しきりに小鳥の鳴き声が聞こえる。


 

☆(左)居間のサッシ窓を開けると、前庭が視界にはいる。前栽のノウゼンカズラも見えた。

☆(右)炊事場のサッシ窓を開けると、裏庭の石段が見える。8月8日、8:00写。


<8月初旬、夕焼け、小焼けの風景>

  8月に入り、昼間は畑仕事は無理。日が落ちてからと思うが、午後6時になっても、日は沈まない。でも、日中の日射しは少し和らぎ、草引きに重い腰をあげる。目下、3号田のスイカ畑の草引きをしている。

  午後6時半頃に、西空に太陽が沈む。・・その時々の光景を写真におさめた。

 

☆8月1日、午後6時25分ごろ、西空に沈む太陽を撮った。3号田、スイカの草引きをしながら、しきりにカメラを夕日にむけた。

 

 

☆(左)8月4日、午後6時30分ごろ、西空に沈む太陽が、あっという間に、灰色の雲に閉ざされた。

☆(右)8月4日、午後6時40分ごろ、西空に聳える夏栗山の麓に沈んだ。


 

☆(左)8月5日、午後6時30分ごろ、西山に沈む太陽を撮った。3号田から。

☆(右)8月5日、午後6時48分ごろ、太陽が、夏栗山の麓に沈み、夕焼けが広がった。

***8月8日、3号田の草引きが、まだ終わらない。元気なときは30分で終わる作業だ。それが、それ、よるトシなみと、酷暑のセイで、遅々としてすすまない。やり始めて一週間は経った。

***焦っても、どうにもならない。8月終わりまでに、出来たらよいと、高をくくっているジロ爺さんではある。

<夕焼け・小焼け、一思考>

・・夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る
  お手々つないで皆帰ろう、烏と一緒にかえりましょう。

**中村雨紅作詞、草川信作曲の、大正8年に発表された「夕焼け小焼け」。童謡としては、もっとも人口に膾炙した名曲。・・夕焼けを見ると、つい口ずさんでしまうから不思議だ。そして、故郷を思い出し、5,6才頃の皆と、手をつないで、家に帰った風景を偲ぶ。

**この夕焼け・小焼けが、般若心経の最後の部分と、かかわりがあると説く、宗教学者もいる。
・・ぎゃーてい ぎゃーてい はらーぎゃーてい はらそうぎゃーてい ぼじそわか 

**なるほど、ぎゃーてい を二回繰り返せば、一番が終了する。般若心経を、ほぼ、暗唱しているので、置き換えてリズムをとるのも、まんざらではない。


<果てしなく夜がナガイ、そしてコワイ>

  80才始め頃は、それほどでもなかったが、90才になって、夜のトイレの回数がふえた。大体、寝る時間が遅い。午後11時に就寝。約2時間ごとにトイレに行く。午前1時、午前3時、午前5時。一晩で3回となる。ついこの間まで、2回だったが、3回が普通になった。

  それに加えて、トイレまで足を運ぶのが、いともあやしくなり始めた。寝ぼけ眼でいくと、危険。肩の幅に足を開いて、エゴエゴ歩きで15歩。トイレに到着。・・往復30歩の道のりを、しっかり歩かないと、転んだら大変。(亡き妻は、2,3回、転んで骨折した)

  でも、3時間眠れるときもある。その場合は一晩2回で済む。時々、1回の時もある。・・還暦、古希時代は、爆睡。トイレなど、朝方起きたとき1回で済んだ。

  91才を歩む、わが輩には、情けないが、夜、何回でも目が覚める。お医者さんの指示により、誘眠剤を使用していたが、薬剤師の「半分して飲むといいですよ」の指導で、半分にして飲用。・・効果のほどは不確実。

  でも、夜中にふらふらするのは、誘眠剤のセイだと思う。止めればいいのだが、不安。ときどき、飲むのを忘れる時がある。変化がないので、中止したときもあるが、最近では半分が常用となった。

  高齢で夜をどう過ごすかは、目下、わが輩の課題。それにしても、夏の夜はナガクてコワイ。 


<夕日をあびて、除草作業>

  8月8日、朝から真夏の日射し。そして蒸し暑い。

   でも、嬉しいことがある。夏休みで帰省(8月7日)してきた孫娘が、洗濯や食事の世話をしてくれることだ。嬉しい。心強い。・・ご老体の生活にも、何となくハリがでる。

  目下、3号田のスイカの畝の整理をしているところだが、目の前の1号田の草が、電気柵に絡みついているのが、前から気になっていた。

  8月8日、午後6時から、1号田の草刈りを決行。 夕日が西空に傾いていた。日射しも、少し和らいだ。シルバーカーに腰を下ろして、約30分で、一応、電気柵に絡みついた草ツルを除去した。

 

☆(左)電気柵に絡みついた草の様子。8月8日、午後6時、作業前に撮った。

☆(右)作業後の状況。何とか、電気柵に絡みついた草ツルを除去した。30分かかった。午後6時30分に撮った。

***有難いことに、孫娘が塩水のペットボトルを持参してくれた。そして夕食ができた知らせ。倅夫婦は用事で、ともに不在。感謝、感激、雨あられ。後片付けをして、家に入ると、午後7時前。「プレバト」が始まるところだった。孫娘が、ベッドに夕食を運んでくれた。何から何まで、よく気がつく孫娘。

  心で手をあわすジロ爺さんではあります。



 


 

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハルリン)
2019-08-03 17:36:50
jiroおじい様、暑いですね。異常です
長岡祭りが始まり、町の中を県外バスが
行き来しています。
家の中も落ち着きません、出たり入ったりの人です。
jiro御じい様の家の大きさ、又御屋敷が
凄いんですね。びっくりです。

くれぐれもお体に気を付けて下さい。
お誕生日、おめでとうございます! (ミカン農家)
2019-08-03 17:57:22
この一年も お元気でお過ごしください。

毎日 ブログを楽しみにしております!
おめでとうございます。 (けい)
2019-08-03 20:19:38
お誕生日おめでとうございます。
今後も健康に留意して頑張ってくださいね。
いつも拙いブログを覗いてくださって
ありがとうございます。
おめでとうございます (ちえこ)
2019-08-03 21:43:33
お誕生日おめでとうございます。91歳でお元気そうで素晴らしいとおもいます。おなじ兵庫県民として応援します。暑さに負けず頑張りましょう。
ご無沙汰しております。 (サト)
2019-08-03 22:25:12
jiroさま
お誕生日、おめでとうございます!
ブログは、何時も拝見させていただいてます。
皆様からの、贈り物素晴らしいですね!

丁度、10才上の大先輩のjiroさまですが、私は
これから先の10年、元気で生きられるか自信は
ありませんが、ひ孫の誕生が現在の生き甲斐になっています。
おおめでとう御座います (モコ)
2019-08-03 23:19:13
お誕生日おめでとう御座います
息子さんや大勢からお祝いの品嬉しいですね、
遅くなりご免なさい
あつくてもご精が出てますなー
ボツボツして下さいね
花火 (jiro)
2019-08-04 09:55:46
ハルリン様
有名な長岡花火が始まった様子。夏ですね。
こちら、お盆過ぎに、丹波篠山デカンショ祭りが始まります。
昔を偲ぶ毎日です。
ミカン (jiro)
2019-08-04 09:59:26
ミカン農家様
今年もミカンよろしくお願いします。
と言えるように、頑張ります。
ブログ (jiro)
2019-08-04 10:05:11
けい様
新バージョンにしたいのですが、パスワードがなんとか、かんとか、旧バージョンで実施しています。
今後とも、よろしくお願いいたします。
兵庫県民 (jiro)
2019-08-04 10:08:24
ちえこ様
同じ、兵庫県民として、今後とも、よろしくお願いいたします。

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