ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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第5回藤枝音楽祭:前半

2011-05-03 03:22:39 | 浅羽由紀

そして、ほぼ定刻どおり、第5回藤枝音楽祭はスタートしました。通常は途中休憩もなく入れ替わりが完了したらすぐにスタートなのですが、会場である藤枝市郷土博物館の方とも話をし、急遽1組ごとに休憩をはさむことにしたようです。

休憩は各アーティストさんの演奏終了後15分、途中で長い休憩をはさむわけではありません。

一応、こちらのブログでは便宜上、前半、後半にわけて記事を書きます。まずは前半です。

こちらのプログラムは、武蔵小杉からの参加メンバーである、てっちゃんが書きました。さすがの腕前でございます

しかも、実は前日にすでに準備はしていたのですが、急遽休憩をはさみ時間がずれることになったので、上記のとおり当日に書き直したそうですm(_ _)m

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ぱっとみて、一部順番通りになっていないことに気がつくと思います。こちらは時間が変更になったことにより、そのままの予定だと浅羽由紀さんが次の「藤枝ひとことカフェ」での「八十八夜ライブ」に行くのが厳しくなるため、evergreenのおふたりのほうが順番があとになりました。さすがにそっちは寸前過ぎたかな・・・

1番手、よこぴーさんです。今日も正装(?)はタンクトップです

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まずは自己紹介ソング「四十路(よそじ)」からスタートです。最初から手拍子で盛り上げていこう、という心意気がいいですねもちろん、会場は「よこぴー」コールです。屋外ではなく、一般のお客様も通る博物館、どのくらいの音量を出していいかという加減もわからないので、会場はちょっとひかえめの「よこぴー」だったかもしれませんでもね、途中で自分の歳を指折り数えるしぐさをいれたり、最後に途中で汗をぬぐう真似をしたりと、歌もパフォーマンス(?)もふくめ、つかみはOKだと思います

MCでは、3月11日の震災のことなどを話していました。次は、震災について考えたり、ニュースを見たりする中で歌いたいな、と思った曲を歌いました。こちらはメジャーな曲でしたね。

さきほどとはうってかわってしっとりとした曲ですが、よこぴーさんこういう曲も上手ですよ

続いてのMC、「昼の月って見たことありますか?なかなか見つからないけど、たまに見ると癒される。」、そして、それをよこぴーさんは”青い月”と表現しています。

最初は「しっとりした歌にしたい」と思って曲を作っていたそうですが、3月11日の震災があったことで「やっぱりこれは、日本の人に元気になってもらいたい」という気持ちを伝える「元気ソングにしたい」と考えました。

「サビはみんなで歌いましょう」とまずは練習からはいりますが、初見だとやっぱり難しいなぁ・・・

でも、サビの部分では「元気の連鎖をつなげよう」というようなメッセージを伝えてます。これも定番化して、みんなでいっしょに歌えるようになると面白いかもしれませんね

最後はおなじみ、「永遠」です。オリジナルは高田エージさんですが、3番の歌詞を書いたのはよこぴーさん。そして、その高田エージさんから正式に3番の許可も出たそうです。いっしょにも歌ったことがあるようですね。

今日も「永遠だったらいいな~」は会場のみなさんといっしょに歌います。

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ホールの制約上(というか、もともとそういう用途ではない博物館なので)、あまり大音量で、ってわけにはいきません。そういうこともありフルパワーを出しきるのは難しかったかと思いますが、それでもよこぴーさん、いつも通りパワフルなステージで魅せてくれました

続いて、2人組のユニット、流香(りゅうか)さんです。男性がRyu-kiさん、女性がRicaさんです。癒しとハーモニーがテーマです

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最初、「ひまわり」という曲からはいります。割と高めだけどしっかりベースのできているRyu-kiさんの声に、Ricaさんの透き通った、かわいらしい声がうまく乗っかっていますね。リハーサルのときから心地よいハーモニーだな、とは思ってました。「何年たっても友達」という感じで、歌詞も爽やかな感じがしましたよ

続いて「強がりの向こう側」です。BメロのあたりはRicaさんがじっくり聴かせるのかな、と思いきや、サビはやはり元気で爽やかな感じがしました。自分のいた場所の問題か、あまり歌詞が聴きとれなかったので、次聴く機会があればもっと歌詞も聴いてみたいですね。

3曲目「ありがとう」です。ここからはRyu-kiさんもギターを外します。よりハーモニーに重点を、ですかね。

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次は「未来(あす)への扉」です。やはり震災後不安な気持ちになっている人も多いから、そんな気持ちを少しでもやわらげられれば、という気持ちをもって歌います。「勇気を出して信じていれば夢は叶う」という前向きな歌詞です。

演奏は音源から流していますが、けっこうあわせるの難しそうな曲でした。でも、さすがにおふたりはきっちりこなしていますね

最後は「みんなとの絆を大事にしたい」ということで、「絆」という曲で閉めます。こちらも前向きな歌詞の曲です。しっとり落ち着いて聴けました

ハーモニーはとてもきれいですし、全体的にもうまくまとまっていると思いました。今後、歌もMCももうちょっとはっちゃけてみたらさらに面白いかもしれませんね。

3人目、山葵(わさび)マリさんです。後半に登場するビソーさんと同じ大阪の方です。

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実はリハーサル時から、見た目からはあまり想像がつかない独特な声が気になっていました。また、妖艶な舞い(?)という感じの振りもついてますね

こういう感じのポーズもあったりして

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ギターサポートはビソーさんです

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最初の曲はメジャーな曲でしたね。実際、ステージでは歌謡曲や歌謡曲風のオリジナルなんかを中心に歌っているようです。最初ひかえめでサビで盛り上げてくるような曲は非常にあってますね

そして、ビソーさんのギターサポートにより、一層オリジナルとは違う感じのアレンジにしあがっていました。やっぱりサポートだけで歌わなくても存在感ありますよね

続いて「紅い踊り子」という、販売中のCDと同じタイトルの曲を歌います。艶っぽい声もいいですけど、フラメンコっぽい(?)華麗な舞いにも目を奪われます

曲は切ない曲なんですね・・・

MCでは「今日ここに来れるもの、みなさんに会えるのも、雨が降ってこういう場所でできるのも何かの巡り合わせ」とおっしゃっていました。そうですね、そう思うことが大切かもしれませんね

続いては「キッチン」です。全体的には大人っぽい印象ですが、ときどきかわいい感じの声を出してみたりしますこれをツンデレといいます(ほんとか?)

4曲目も歌謡曲をはさみます。ああ、この声で歌っていただけるのもまたよいですね

最後は「ロージー」です。大阪でお世話になっているマスターと、ビソーさんに会ったときくらいの曲かな。こちらで締めくくります。

うまく表現できないのですが、全体を通して、この人にしかない独特の雰囲気がうまく出ていたような感じですね。これにビソーさんのようなパワフルさが加わったらより凄そうですね

実は今回、CDの購入予定はビソーさんだけだったのですが、思わず気になってしまったので、山葵マリさんのCDを購入しました

4番手、牧野憲人さんです。「名前だけでも覚えて帰ってほしい」ということで、何度も自己紹介をしていました(笑)。

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最初は「夕焼け空と帰り道」です。曲調自体ノリのよい曲でみなさん手拍子をしてますね。牧野さんの声的には、どっちかというとバラードのほうが合っているような気もするのですが、それはそれでいいかな、と。

MCでは注意事項が発表されました。何を言われるのかな?と思ってきいてみるとそれは「あがり症なのですぐかむ」だそうです(笑)。注意事項・・・ねぇ・・・

2曲目、「ただいまとおかえり」です。牧野さん現在は20歳。15歳のとき親御さんを亡くしているため、中学、高校のころ「ただいま」と言っても「おかえり」と言ってくれる人がいなかった、そんな当たり前のことが大切、と語ります。なるほど、辛い経験をされているのですね。

あくまで個人的に、ですが、「歌詞のメッセージの強さ」という意味では、これまで登場したアーティストさんの中で一番ストレートに伝わってきました。

「クラスで一番の美人の女の子と話せたことが幸せ」とか「誰でもいいから”おかえり”と言ってほしい」というのも、非常に言葉の重みを感じます。

そのあと、もちろんまた自己紹介はする(笑)のですが、なぜか会場である郷土博物館さんの宣伝もしていました(笑)。確かに牧野さんの言うように、素敵なハンドメイドの展示物がたくさん飾ってあります。けっこうはじまる前とか休憩時間とかに観て楽しんでらっしゃる方もいました。

って、話それちゃったじゃん・・・(汗)。

次の曲は「ごめんねありがとう」です。この言葉を言うべきタイミングで言えているか?というのを自分に問いかけてみます。牧野さん自身、この言葉を言えないうちに、親御さんをなくしてしまった経験をもとに「大切な人に”ごめんね”、”ありがとう”を言えるようにしたい」と伝えていきます。

確かにそう言われてみれば、ぢろーらもも両親にこの言葉を伝えることはできなかったな・・・とは思いますね。ぢろーらも自身も考えさせられてしまいます。

最後のMCでは「自分は一生ださい、でもかっこいい(ダサかっこいい?)人間でいたい」と言っていました。そうですね、へんにかっこつけてるよりも、そのほうがずっといいと思いますよ

最後は「余韻」という曲です。牧野さんも「幸いにして自分の直接の友達ではまだないが、友達の妹とか友達の知りあいなど、同世代で亡くなっている人も多くいる。」という悲しい現実があるのですが、だからこそ「友人、仲間を大切にしよう」と伝えたいのです。その気持ちを歌にしました。

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全体を通して歌詞からも非常に強いメッセージを感じました。まだ20歳の大学3年生、若いです。大学も音楽を専攻しているわけではないようす。今後、より専門的に練習、勉強していけば、のびしろは非常に大きいかもしれませんね。

・・・。

さてと、さすがに後半は寝てから書くとするか・・・


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