ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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大森ベルポートで第9を歌おう!2012年本番:何はともあれ楽しめました♪

2012-12-24 13:13:24 | 音楽

以前の記事「大森ベルポートで第9を歌おう!2012年は久々に参加しようかな・・・」にも書いていたように、12月23日は大森ベルポートで行われる第9コンサートの本番でした。指揮者の長田雅人先生を中心に、厳しく(?)も楽しい練習を終え、ようやくこの日を迎えました。

当日のゲネプロはけっこうあわただしく過ぎたような感じもしましたね・・・合唱団自体はアマチュアですので、もちろん「(言いたいことはあるけど)この時点でいろいろと注文を付けても・・・」という部分もあるとは思うのですが、長田先生も「非常によくなってきました。その調子で頑張ってください」という感じで背中を押してくれました。そうね、今からあがいても仕方ないから、とにかく頑張るか・・・。

ってか、テノールって本当に10人しかいないの??後半になって絶対に「補強」がはいると思ってけっこう気楽に構えていたのですが、今回ははいらないのか・・・どーすっかな・・・。

学生時代とかもけっこう「自分のパートが少数しかいない」って状況は経験したことがありますが、そうするとどうしても「じゃあ、頑張らなきゃ・・・」って、必要以上に気張ってしまうことが多くありました。

でも、特に第9でそれをやってしまうと絶対に後半がやばいからな・・・ここは発想の転換・・・(?)

「あえて楽に歌おう・・・力をいれすぎず、楽に歌う、そして、とにかくステージに立つことを楽しもう・・・。仮にぢろーらもが歌えなくても、他のベテランさん達が助けてくれる・・・」

くらいな感じですかね・・

・・・

あ、まずいな・・・こんなときに限って、おなかが痛くなってきたぞ・・・

昨日、長田先生が「今日は飲み過ぎて翌日おなか痛くなったりしないようにしてくださいね。本番終わったらいくら飲んでも構いませんけど・・・」とおっしゃってましたが、ぢろーらもは前日、どうしても外せない用事があり、お酒けっこう飲んでました・・・まあ、気持ち悪くなるほど飲んでたわけでもないので、それが直接の原因とも思わないけど・・・。

そういえば、大学生のとき(15~20年近く前)に第九歌った時も、なぜか本番近くに体調悪くなったことあったなぁ・・・。とのときに第九を練習してた合唱団の人達で、松戸にある別の合唱団の第九にヘルプではいったときは、前日まで寝込むくらいの風邪ひいてましたからねぇ・・・

それに、その翌年に両国国技館の第九に参加したとき、第一楽章のときからトイレ行きたくなっちゃったんですよね・・・で、ぢろーらもはどう判断したか、というと・・・。

「仕方ない、”寝て忘れよう・・・”」

でした・・・(おいおい)・・・。まあ、合唱団だけで2000人以上いますから、絶対わかりませんしね・・・。で、第4楽章のバリトンソロの直前まで本当に寝てしまってしました・・・(ごめんなさい)・・。

このとき、当時所属していた合唱団の指揮者の先生もテノールでいっしょに参加していたのですが、演奏が終わってから、「そういえば、ちょっと離れた席からいびきが聞こえたよ。どこの合唱団だ?本番中に寝るなんてけしからん奴だな・・・」とおっしゃっていました。ええと、さすがに自分だとは言えませんでした・・・ごめんなさい・・・でも、仕方ないんです・・・というか、そういうことにしておいてください・・・

・・・。

まあ、わたくしのくだらない昔話はいいとして・・・。

とりあえず、どうにかおなかは落ち着けて、本番を迎えます。すごいな・・・お客さんたくさんはいってる・・・素晴らしいね・・・

まずは橘光一先生のオルガン、安田裕樹先生ピアンからはじまります。オルガンってこんないろんな音が出るんですね・・・アレンジもとても聴き心地がよく気持ちが盛り上がるような感じになってますね・・・

続いては、日本音楽高等学校の有志の生徒さんが何曲か歌ってくれました。音楽を専門にやられているだけあって、とてもきれいなハーモニーを聴かせてくれました。最初の歌った「区民憲章~We hope for happiness」からなかなかいいですね。途中からはいるソプラノの音が特にきれいでした

さて、ここから同校の3人の生徒さんがピアノ、フルート、バイオリンの演奏を聴かせてくれるとこだね・・・ということは、我々も準備しないと・・・。

ステージに立ってみて・・・なんか自分の中で吹っ切れたおかげか、特に緊張することもなく、なんだか、とても楽しい気分になってきましたお客さんもしっかり聴いてくれていますし、ベルポート内のクリスマスイルミネーションもきれいです

当日は演奏の行われるアトリウム特設ステージには敷居が作られており、1階からだと音は聞こえるけど演奏は見えません。ただ、ステージ反対側のエスカレータを登って2階に行くと、しっかり全体が見渡せるのです。多分、当日たまたまベルポートにきていた人なのでしょう。わざわざ足をとめ、大勢の方が我々の演奏を聴いてくれています。なんか、そういうのも嬉しいですね

気持ちが盛り上がった状態で、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」と「(ミュージカル”しながわ物語”より)旅立ちのとき」を歌います。その後、品川区立小中一貫校八潮学園の復興支援ソングである「花は咲く」と続きます。ぢろーらもは、この日「花は咲く」はほぼ初見だったのですが、こちらの曲は「うまく歌う」というよりも、「会場のみんなと一緒に歌って、復興を祈る」というほうが大事です。ほぼゲネプロで歌っただけなのですが、けっこうなじみやすいメロディーですし、なんといっても歌詞が素敵です。「うーん、いい歌だなぁ・・・」としみじみ思いながら歌っていました

そういえば、この日も品川ケーブルテレビさんの撮影がはいっていましたが、今回は生放送ではなく録画になります。そのこともあってか、進行とかも若干ゆるめ、だったかな・・・。司会をつとめるのは今回も大森ベルポート第9実行委員の松元さんでした。指揮の長田先生やソリストのみなさんなど、いろいろとインタビューしてましたが、けっこう掛け合いが面白かったな・・・。抽選会なども盛り上がっていたようですね昨年まで指揮をしていた遠藤正之先生もいらっしゃって、抽選会にも参加されていました。合唱団員の中には普段別の合唱団で遠藤先生に教わっている方もおられるようで、会場にいらした遠藤先生に嬉しそうに声をかけていたのが印象的でした。

第2部はまず、橘先生のエレクトーン、続いて、ソリストのみなさんがソロで1曲ずつ歌います。バリトンの太田直樹先生、メゾソプラノの三橋千鶴先生、ソプラノの清水菜穂子先生、テノールの高野二郎先生、それぞれの持ち味をいかした素敵な演奏ですね。特に、三橋先生の歌が表力豊で楽しい感じですね。「あれ?三橋先生はメゾではなくソプラノでは?」と思うくらい高音がある曲でしたね・・・。

さて、いよいよ第9だな・・・これまではエレクトーンでの伴奏で第9を歌っていましたが、今回はなんとオーケストラがはいります日立フィルハーモニー管弦楽団のみなさんですやっぱり第9、オケがはいるとまた違ってきますね・・・

まずは、第9実行委員の齋藤さんの指導、練習でずっと伴奏をしていただいた土屋恭子先生の伴奏で、会場のみなさんといっしょに第9のメインフレーズを歌います会場にもけっこう何度もいらしている方や、実際に第9を歌った方もいらっしゃるようで、齋藤さんも「みなさんドイツ語お上手ですね!」というくらいみなさん飲み込みがはやかったようですね

さて、いよいよ第9本番です。泣いても笑っても(?)、これが最後、あとはやるしかありませんねでも、途中で息切れしないためにも力を入れ過ぎず、それ以上に、とにかく「自分が楽しんじゃおう!オケと合唱とのコラボを楽しんじゃおう!」くらいで、できるだけ気持ちよく歌うことを心がけました。そうすると、不思議とテンションもあがりますね特にMパート(メインのテーマのところ)は、できるだけ「喜びいっぱい」を心がけてみた・・・つもりですそうね、個人的にはいくつか声になってないところところもあったのではありますが、練習中の力が入り過ぎていた状態よりはいい状態で最後まで歌い切れたかな、という感じではあります。

ラストは会場のみなさんといっしょに「きよしこの夜」を歌ってお別れです今回は会場のみなさんとも合計3曲歌うことができ、演奏者と会場との距離がより近く感じたのもよかったですね

演奏が終わり、近くにいらした何人かの方に挨拶したあと、会場に来ていた妻を見つけ、ベルポートをあとにします。みなさん、おつかれさまでしたm(_ _)m

・・・。

今回参加してみて・・・最初は3年のブランクが大きく、全く声も出ずに一時はどうなることかと思いましたが、練習を重ねるごとにどうにか調子を戻していきました。練習中、たまに豪快に音程を(どちらかというと高いほうに)外すこともあり、みなさんにご迷惑をおかけましたが、「ま、本番じゃないからいいや・・・次気をつけよう・・・」という、ある程度の図太さ(?)で、乗り切って(???)みました

正直、少しモチベーションが下がり気味のときもあったのですが、個人的には当日に一番楽しい状態に気持ちを持っていくことができたので、その点はよかったです

最後になりますが、ご指導いただいた長田先生、高野先生、清水先生、三橋先生、練習で伴奏をしてくださった土屋先生、当日素敵な演奏を聴かせてくれた太田先生、橘先生、安田先生、日本音楽高等学校のみなさま、品川区立小中一貫校八潮学園のみなさま、オケでいっしょに演奏してくださった日立フィルハーモニーのみなさま、全体の運営をされていた実行委員会のみなさま、当日のスタッフのみなさま、後援協力をしてくださったみなさま、3か月間いっしょに練習した合唱団のみなさま、そして、会場に演奏を聴きにいらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。


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