以前住んでいた家から一番近いコンビニはセブンイレブンさんやローソンさんではなく、ミニストップ(MINISTOP)さんでした。昔はよく、特にファストフードでハンバーガーとかをメインで扱ってた時はよく利用したように記憶しています。
近所や通勤ルートでミニストップさんを見かける方であれば、暑い季節になると、「ハロハロ」というかき氷デザートが販売されるのをご存知かと思います。ぢろーらもも何回か食べたことがありますが、いろいろと混ぜこぜにした独特の食感が面白いな・・・と記憶しています。
今日は表題のとおり、ハロハロにまつわるちょっと切ない(?)話をいたします。
確かあればぢろーらもが20代半ばか後半だったと思います。小腹がすいたな・・・だか甘いものが欲しいな・・・だかで、近所のミニストップさんに行き、いろいろと商品を見ていました。
そうするとしばらくして、2人の女の子がやってきました。小学生・・・低学年だか中学年くらいの姉妹だったかと思います。どっちかというとしっかりもののまじめな子たち、という印象でした。
彼女らがレジに行き、お姉ちゃん(?)のほうがこう言います。
「桃のハロハロください」
まあ、せっかくだからお菓子食べたいんだろうね・・・まあ、普通だよね・・・。
とまぁ、ここまでなら別に普通です。ぢろーらもも別に彼女らをずっと見ていたわけではなく、引き続き自分の買い物のために商品を見ていました。
しかし、ここからぢろーらもが予測していないことが起こりました。次にお姉ちゃんが放った一言、それは・・・。
「お金ないから、いいです・・・」
でした・・・。
え、そんなぁ・・・
そして、そのままお店を出て行ってしまいました・・・
なんか、とってもかわいそうだったので、思わず「おにいちゃんが買ってあげようか・・・」と言いたくなってしまったけど・・・
ただ、彼女らはまじめそうな女の子、そんな申し出をしても怪しまれるだけで、きっと「知らない人にものをもらっちゃいけないって、お母さん(あるいは先生)から言われてます!」と返されるか、そのまま逃げられるか、どっちかだろうな・・・。
それに、見た感じ身なりとか雰囲気とかも普通の女の子たち、「今日明日食べるものに困っている」という様子は全くなく、ただ単にたまたま持ち合わせがなかっただけだったように見えました。じゃあ、ここは我慢でいいんですかね・・・少なくとも、あげてしまっては教育上よくないわな・・・
もう10年くらい前の話だから、その子達も大きくなっていることでしょうね・・・清く正しく(?)育っていればいいな・・・と思います。
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