ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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検証用公開サーバにアクセスできない

2010-08-26 19:53:33 | IT(ネットワーク&セキュリティ)

今朝、先輩から「検証用で使っている公開サーバのDNS(Aレコード)がひけない」ということを聞きました。なんでも、「さっきまでちょっと遅い感じはしたけど、一応使えてた。でも、今は使えない」だそうです。

こちらで調べてみると、名前解決どころか、許可されているはずの社内からのpingすら応答がありません。何がいけないのかなぁ?誰かルータの設定かえたかなぁ?そうでないとすると、使ってるのは普通のベストエフォートのBフレッツだし、ハードウェア障害の可能性も0ではないけど、ありそうなのは回線側の問題かな・・・。

一応ルータを調べてみると、内部ネットワークからのアクセスはできますし、syslogにも異常なログはないですが、やはりインターネットには出られないようです。PPPoEはうまくいっているようにも見えるけど、一度回線設定を無効にしてから有効にすると、今度はPPPoE認証できてないみたいです。じゃ、やっぱり回線か・・・念のためONUの電源OFF/ONとルータの再起動(リブート)試しますがやっぱりだめですね。じゃあ、しばらく待てばいいや・・・。

あ、同僚に言われて気がついたけど、お盆前に「工事のお知らせ」が来てるわ・・・。検証用ネットワークだからいいかな、多分深夜だろうし・・・くらいな感じで見落としてしまいましたが、確かに業務時間内に回線止まりますわね・・・。まあ、実環境のネットワークならもっと気をつけるでしょうけど、検証用だと緊急性がない(場合によっては別回線も使える)のでチェック漏れてました・・・いかんいかん・・・。

確かに「この時間帯にやるなよ・・・」ってのはありますけど、仮にちょっとでも止まったらまずい重要なネットワークだったら、ベストエフォートを使うってこと自体よくないですわね。もしくは、ベストエフォート使うにしても、通信系と電力系の回線を1本ずつひいてマルチホーミング構成にする、という手もありますし。

(参照:マルチホーミングについては「マルチホーミング機器講習」「マルチホーミング続き:BGP、YAMAHAルータ」に記事を書いています)

そもそも、うちの規模/業務であれば、多少回線止まるくらいならばどうにか乗り切ることはできるので、実環境のほうでもここまで大がかりなシステムは必要ないとは思います。もちろん、大規模のショッピングサイトとかで、「1日止まると億単位の損害がでる」というお客様も知っていますので、そういうところは機器、回線ともにフル冗長化ですね。

話を戻しますが、この手の「メールの見逃がし」というのは意外にばかにならないですね。だいぶ前にスクールで働いていたときに希望通りシステム構築の仕事に就職できた生徒さんから「お客さんところで”インターネットがつながらなくなった”というので行ってみたら、料金の支払いをし損ねていて回線止められてしまった。探してみたら、料金催促等のメールがしっかり届いていた」なんていうエピソードを聞いたことがあります。

どうしてもエンジニアだと技術的なところに目がいきがちですが、原因がもっと根本的なことにある、ということも少なくないので、注意したいものです。


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