中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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第1,011話 合理性を捨て、口に出して言ってみよう

2021年04月04日 | 研修

「すべての社員がイキイキ働くようになる」仕組みと研修を提供する人材育成社です。

「不況またよし。不況は改善、発展への好機である。 景気の悪い年はものを考えさせられる年。だから、心の革新が行われ、将来の発展の基礎になる。(松下幸之助)」 この言葉は大変有名なので、ほとんどの方がご存知かと思います。まさに今は「コロナ不況」とでも言える経済の一大停滞期です。

一般的に景気の波というのは人々のマインド(気持ち)から生じるものです。バブル期に土地への投機が加熱したのも、バブルが弾けて失業者が増加したのも、結局は社会を構成している人々のマインドが強気になったり弱気になったりすることが原因です。

ところが、今の状況が一般的な意味での「不況」とは異なる点がひとつあります。それは感染症という「外的要因」の存在です。波が上下にうねっているところを、強い力で押さえつけられているような状態です。それが景気の波を作る人々のマインドに影を落としています。

松下幸之助の言葉は、いずれは好景気がやってることを前提としているように思えます。不況のときは改善を行って将来に備えておけば、(人々のマインドが変わって)景気が良くなった時に発展できる、という考え方です。

では、今のように景気の波が「押さえつけられた」状態でも同じことが言えるのでしょうか。

私は今こそ経営者が「不況またよし。不況は改善、発展への好機である。」と言い切ってしまうことが必要だと思います。言霊(ことだま)とまでは言いませんが、口に出した言葉は多少なりと行動に影響を与えます。モノやサービスが売れなくなったときこそ「考え、革新する」ときです。

先が見えない状態で将来に備えるのは大変です。合理的に考えれば、余裕がない時に革新など無理だと思う経営者もいるでしょう。しかし、人間は必ずしも合理的に動くものではありません。それは学者が理論的に説明する以前に、人間である経営者自身が一番よく分かっていることではないでしょうか。

コロナで「押さえつけられた」波のどん底にあっても「不況またよし。」です。

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