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講師が乗ってきたらチャンス到来

2019年02月17日 | コンサルティング

講師として研修やセミナーに登壇すると、受講者の様子が手に取るようにわかります。数百名を前にした講演会のような場合は別ですが、公開セミナーなどで50人以上の受講者がいてもよくわかります。

こんなことを書くと「講師は50人を相手にしゃべっているのだから、自分のことなんか眼中にないだろう」、「まして、自分が講師の話をどう思っているかなど、わかるはずがない」と思われたかもしれません。

経験の少ない講師や自慢話をしたいだけの講師は別ですが、まともな講師ならば「受講者がどう感じているのか、何を思っているか」はほぼわかります。

「眠そうだな」
「一所懸命に話を聴いてくれているな」
 といった、見るからにわかる場合はもちろん、

「あの人とあの人は理解していないな」
「窓際の席に座っているあの人は納得していないな」
 といった、はっきりと態度に表れない場合でもよくわかります。

経験のある講師は、話を続けながらときに言葉や言い方を変えたり、ホワイトボードを使って補足説明をしたり、スライドを何枚か端折ったり、逆に戻してもう一度見せたりと様々な工夫をしながら講義を進めます。

しかし、終始受講者の反応だけを見て話をするわけではありません。優れた講師は、自分の思いを乗せて伝えたい部分、ここぞというところは思い切り情熱をこめて語ります。そのときは声も大きくなり、やや早口になります。いわゆる乗っている、テンションが上がっている状態です。

すると、ほとんどの受講者が「おや?急に気合が入ってきたぞ!?」という反応を見せます。おおむね前向きな興味を示してくれるのですが、中には「ドン引き」といった表情をする人もいます。言うまでもなく、その様子は講師にも十分に伝わります。

講師が乗ってきたら、価値あるメッセージを集中して受け取ることができるチャンスです。「ここだけは何としても伝えたい」と講師が信じている、とても重要なポイントだからです。

研修やセミナーを受講していて、講師の話し方に熱がこもってきたなと思ったら、とりあえず真剣に聴いてください。そして、得た知識を職場に戻ってから実践してみてください。「すぐに」とは言えませんが、費やした時間とお金を補って余りある成果が得られます。

研修やセミナーが、単に時間とお金を使う「消費」ではなく、将来見返りのある「投資」になるかどうかは受講中の態度と受講後の行動次第ということです。

「講師が乗ってきたら講義に集中」・・・お忘れなく!

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