そうです私がセ ッ ク ス ボ ラ ン テ ィ ア (SV) で す

セックスボランティアとは、障害者に同情して、タダでセックスしてあげる人のことではありません。

こにぃ企画について

2005-11-08 11:57:25 | SVの実態
12月からのこにぃ企画発足にあたり、何が変わるのかを、お知らせしたいと思います。


まず、今までは何の制限も無く、メール相談を受けておりましたが、今後はこにぃ
企画会員様のみ、メールでの相談を受け付けます。


カウンセリングにおきましても、会員様のみとなります。

基本的に対面で行い、依頼される方は福井まで来ていただくか、交通費依頼者負担
で、私がそちらへ伺うスタイルは、今までと変更はありません。

その他の活動においても、会員様のみ対象とさせていただきます。


そして、このブログですが、基本的な記事はホームページに移行して、そのまま閲
覧できるようにしておこうと考えています。

そのかわり意見の書き込みや、質問などは、今までのように、記事毎には、できな
くなります。

質問や書き込みしやすいように、フォームか何かを作った方がいいのかもしれませ
んね。

できるだけ、みんなが使いやすいように、考えてみます。



で、今後のブログは、こにぃのひとりごとが、延々と綴られることになります。

ご興味のある方は、たまにのぞいてみられるのも一興かと思います。


まあでも、今のところこれに決定というわけではないので、不都合があれば、どん
どん変更してまいります。


お気づきの点がございましたら、遠慮なくお知らせくださいませ。



ではでは。


12月1日より、新規の記事以外はコメントの書き込みができません。
ご意見・ご質問はhttp://coneyplan.net/のメールフォームからお願いします。

そうです私がSVです

2005-11-07 10:46:23 | はじめましてこにぃです
先日「チェリーボーイ&バージンで死なないで」発言に対し、ようやく書き込みがなされました。


ついに、この件でお話ができるときが来ましたねぇ。

誰も突っ込みいれてくれないから、さびしかったんですよ~。



さて、書き込みは以下のとおり。↓






名称について (通りすがりの男)

2005-11-05 23:20:13

みなさん。こちらのブログのタイトルとサブタイトルを意識されたことはありますか?
内容とかなり矛盾していると思います。

そうです私がセックスボランティア(SV) です
一生バージン、一生チェリーボーイのままで死なないで。障害の有無にかかわらず、ちょっと話をきいてみてくださいな。

お分かりですよね?セックス・バージン・チェリーボーイという表現なんです。
普通に考えれば、誰でも本番を意識すると思います。
やはり、実際に本番の活動をせずに「セックスボランティア」という表現は違うと思います。
自慰介助では「バージン・チェリーボーイ」であることに変わりはないのですから。

誤解を招きかねない「バージン・チェリーボーイ」という表現は改めるべきではないでしょうか。




↑ここまで。


ここで、結論を先に申し上げておきますと、セックスボランティアが自慰介助だけ
をしているのであれば、ご指摘の点において矛盾が生じるでしょう。

しかしながら、SVは自慰介助のみならず、パートナー間の性行為の介助、性的な
ことに対する悩みについてのカウンセリング及びアドバイスなどを行っているもの
であり、性欲を処理する活動のみを行うとは謳っておりません。

性的なことに対して、臆病になっている、または恐怖心をもっている方の力になる
それらのことも含めて

「そうです私がセックスボランティア(SV) です
一生バージン、一生チェリーボーイのままで死なないで。障害の有無にかかわら
ず、ちょっと話をきいてみてくださいな。」

と、申し上げております。



上記の言葉にはセックスボランティアがあなたのお相手をいたしますとはひとこと
も述べておらず、この文を読んで、「何?ヤラせてくれるの?」と考えるとした
ら、私の言い分としては、あまりにも短絡的思考すぎやしませんか?とも感じま
す。

でもまぁ、ご指摘があるということは、間違いなく誤解を生じさせているようなの
で、こにぃ企画誕生をきっかけに、消しちゃってもいいと思ってます。




はい。ではここで、障害者及び高齢者の「性」を、いま一度確認していきましょう。


1.障害者及び高齢者の「性」のポジション


現時点では、障害者及び高齢者の「性」のポジションは、非常にあいまいです。

人によって考え方にも違いがあるので、いくつかのパターンをあげていきます。


(1)そもそも「性」を不潔なもの、必要のないものとしてとらえており、見ない・
  聞かない・考えないとして、決して話題に上らせないようにしている。

(2)「障害者及び高齢者には性欲はない」とし、聖なるもの、侵害してはいけない
  領域の存在と考える。

(3)「障害者及び高齢者であっても当然性欲はある」と考えるが、障害者や高齢者
  には不要なものであり、それらについて権利を主張することはわがままである
  から、性欲処理は我慢すべきであるとする。

(4)「障害者及び高齢者であっても当然性欲はある」と考え、それは、人として当
  たり前のことであるから性欲処理も必要であるとする。


セックスボランティアの立場としては、もちろん

(4)「障害者及び高齢者であっても当然性欲はある」と考え、それは、人として当
  たり前のことであるから性欲処理も必要であるとする。

の考えに基づいて活動していますので、あくまでも、今回はこの考えを元に述べさ
せていただきます。



では、思考を展開していきますね。


2.性欲処理の方法


一般的に、性欲を処理する方法には以下の選択肢があります。


(1)お互い同意の上での性行為

性行為をするには、まず、自分と性行為をすることに同意してくれる相手が必要で
す。

お相手は、(おそらく)誰でもいいというわけでもないでしょうから、まずはそう
いった思いを、お相手に伝えることのできない方は、無理でしょう。

なぜ伝えることができないのか、


1)伝える相手がいない。

相手がいない場合は、まずはそういうお相手を見つけ、自分がそのお相手を想うこ
とが必要ですね。
人を好きだと思うことができない人には、一生かけても幸せな性の喜びは手に入れ
ることができません。


2)どうやって伝えればいいのかわからない。

音声言語で伝えられない場合は、文字言語、文字言語も無理なら記号を使うなど、
自分とお相手の能力にふさわしい、愛情あふれた気持ちを伝えてみましょう。

もしかしたら、いっぺんにうまくいくかもしれないし、気持ち伝わらず残念な結果
になるかもしれません。

でも、最初っから何もしないのでは、それはうまくいくはずもありません。


愛する人と性行為を行うこと。

その権利は、どんなに重度の障害をお持ちの方でも持っているのです。

何もしないであきらめないで下さい。

そのままで死なないで下さい。


(2)自慰行為

障害をもっていても、高齢であっても、性欲をもっていることはとても当たり前の
ことです。

いい年をして恥ずかしいとか考えなくても大丈夫です。

堂々と、と言っても人前でやっちゃうとか、そういうことは問題外ですが、自分で
できるならば、自慰行為ばんばんやりましょう。

生きてるうちに自分の体を愛しましょう。


そして、したいけどできないときにはSVに声を掛けてください。


自慰介助装置も入手いたしました。

いいオカズになりそうなDVDも入手いたしました。
DVD鑑賞しながら、自慰できますよ。


こころゆくまで自慰をして、終わったら後始末をいたします。



…SVって、いれば重宝すると思うんですけどねぇ。(独り言です)




ではまた。


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体調悪いと思ったら・・・

2005-11-05 19:19:52 | 閑話休題
秋の花粉症ですよ。


かゆい~


つらい~


ねむい~


今日はもう、おやすみにします。



みなさんは、お元気ですか?

ご自愛くださいませ。


こにぃ


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SVはボランティアです。

2005-11-04 22:21:27 | SVの実態
私には好きな人がいます。

その人は私がSVしていることを知ってます。



以前、SV仲間と、そんな話をしたことがあるんです。

「彼氏には福祉の仕事をしてるって言ってあるんだ」と、彼女は言いました。


「別に悪いことしてるんじゃないけど、わざわざ言う必要はないよね」とも言ってま
した。

もちろん私もそう思ってました。



だのになんか、言うのが当たり前のような、言いたくて我慢できなくなったという
か。



私にとっては大切な人ですけど、その人にとって、私は大切な人ではないのが、わ
かっているから、言えたのかもしれません。

いや、言いたかったのかもしれません。


言ってみて、ちょっとほっとしました。




こういう覚悟を、私に続くSVさんたちにさせるのは、しのびないです。

早いところ、SVはちゃんとしたボランティアだということを常識にしたい。



SVはタダでセックスをさせてくれる人ではありません。

同情で性的なことをさせてくれる人ではありません。

性的なコトが大好きで、下ネタを喜んで話すメル友になってくれる人でもありませ
ん。




SVは、れっきとしたボランティアです。

継続してボランティア活動をすること。
それが、社会通念となり、常識となる。



ボランティアだから、ちゃんとボランティア保険にも入ってます。

障害者受け入れ可能な風俗で、事故があっても補償されるのでしょうか?


私と一緒にいて起きた事故ならば、補償されます。




SVはボランティアです。


身体介助の方法、消毒学、伝染病学、リハビリテーション学、脳神経学などなど…

これらを常に勉強してます。


風俗と、SVは、やっぱり別物です。




SVはボランティアです。




んじゃね


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思い込みについて

2005-11-03 20:08:14 | 閑話休題
最近、気になる言葉がありまして、そのことについて書いてみます。


「不随意運動」ってありますよね。

自分の意思とは関係なく、まさに勝手に動いてしまう運動のことです。


この不随意運動のことを、「付随運動」とか、「不随運動」とか、言ってらっしゃ
る方の多いこと多いこと。

ちょっと驚いてます。



不随意は随意の対のものですから、間違えるはずもないと思ってました。





こういうのって、単に思い違いなんでしょうかね。



医者や、療法士などが使う言葉で、今なんて言ったのかわからなくっても、なん
となく聞いちゃいけない雰囲気があって、耳で聞いた音を知ってる漢字にあてた、
ということかしら。


思い違いというより、思い込みって言う方が合ってるのかも。



障害者に対する思い込みも、結構ありますよね。



障害者とは:「身体のどこかに障害があって、なおかつ知的にも必ず障害がある」



と思ってる人が、あまりに多くて、このことにもびっくり。


それだけ、障害をもった方とふれあう機会ってないんですねぇ。

一回でも、一緒に遊びに行ったりすればよくわかることなのに。



施設の集団お出かけタイムの様子を、遠巻きに眺めてるだけなら、わからないです
よね。

で、その、たまたま見かけた人たちのうわべの様子しか見てないのに、何でか、
知的にも障害があるに決まってる。と思うのよねぇ…。

全然そうじゃない。
外見だけじゃ分かりにくいかも知れないけど。


ここに宣言しよう。



人間、思ってる以上に、間違った思い込みがたくさんあるもんだ。


辞書は身近においておこう。
(それだけじゃないだろー!!)





ではでは。


新明解国語辞典

三省堂

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「ボランティア」について

2005-11-02 09:57:12 | 我思う
「ボランティア」という言葉には、

自発的にある事業に参加する人。
特に、社会事業活動に無報酬で参加する人。
篤志奉仕家。
(大辞林より引用)

にもあるように、無償のイメージがいまだ根強いようです。


本当の意味での無償ボランティアをするのは、難しいです。

やった分だけ、何かを返してもらえると、無意識に考えてるからです。



自称「無償ボランティア」でも、実質、突き詰めて考えると、金品によらずとも、
色んなものを受け取っているのではないでしょうか。



たとえば、作業の際に出された、お茶やジュース。
出されたら、頂きますよね。

「いーえ、わたくしどもは、決して、あなた様から、一滴の水であっても、頂く
わけにはいきません。」

と言いますか?



たとえば「ありがとう」のことば。
本当に、こころからそう言いたかったのならば、それはいいと思います。

だけど、なんとなく要求されて言う「ありがとう」は、ボランティアした人の、
自己満足を満たすために必要なもの、つまり報酬になるではないかしら。




たとえば、達成感。
ボランティアを必要としてる人がいなければ、決して得られなかったモノでしょ
う。


別に、変な論理を振りかざして、自分の意見を通そうとしてるんじゃないんです。





「してあげる」「していただいてる」といった関係は、してあげる立場の人が、
優位になってて、なんとなくイヤなものです。


「してもらって当然」「させていただいている」といった関係も、させていただい
てる立場の人が、卑屈に思える。


手伝って欲しいことがあり、手伝うことのできる人がいる。


そこに対等の立場の人間同士といった関係が築かれているならば、「ボランティ
ア」という行為に対する、対価を受けることも自然であると思う。



ただし、誤解がないように申し添えておきますが、営利目的で、利潤を追求するた
め、報酬を求めるのであれば、それはボランティアではないと思いますよ。


んじゃね



☆特に120Pの項目は必読です☆

ボランティア・NPO

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続 自慰介助装置開発計画の経過報告

2005-11-01 09:28:26 | 閑話休題
えらいことになりました。

自慰介助装置開発部長が開発を断念しちゃったのです。



で、既成の自慰介助装置らしきアダルトグッズを使ってみようや、ということにな
りました。

で、モニター募集します。(今回は男性のみの募集です。)


通常のSOMに引き続き、自慰介助装置のモニターをお願いしますので、2回はイ
ケる人じゃないと、困るんですよね・・・。

何で2回かというと、比較できないでしょう?

同じ条件で、自慰介助装置と、人的介助の比較。


マイナーながら、いちおう流通してる商品を使います。

なので、安全性の確認の、第一段階はクリアしてるとします。
(通常考えられる使用方法で使用して、怪我を負うことはないということです。
 負荷がかかると止まる設計になってます。)


今回のモニターは、安全性のいわば第2段階。
不随意運動に対応できるか、股関節の固い方には使用可能か、などについて検証を
することになります。


みなさまのご協力をお願いします。



ご連絡はメールでconey_plan@yahoo.co.jp


ではでは


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