そうです私がセ ッ ク ス ボ ラ ン テ ィ ア (SV) で す

セックスボランティアとは、障害者に同情して、タダでセックスしてあげる人のことではありません。

障害をお持ちの方といると

2006-02-03 18:11:29 | 我思う
いろんなことが見えてきます。



今、障害と書いたけど、障碍と書く方もいるし、こだわらないとか、あえて障害と書くという方もおられます。

そういう考え方も、いろいろですね。




CP(脳性まひ)の方と一緒にいると、アテトーゼ(不随意運動の一種:自分の意思ではなく勝手に体が動いてしまうこと)で、首がすっごい後にそる方が多いんですよね。
最初は正直、こんなん大丈夫なんかなぁ・・・と、びっくりしましたね。

そうそう、この前、CPの方と一緒に買い物してたら、子供が見に来て

「首すごい、へんなことになってるよ」

と、教えてくれました(笑)

でも、その子が、こっちの方ばっかり見てて前向いて歩かないもんだから、前の人にぶつかりそうになり「前向いてないと危ないよ」と、声をかけると、逃げていきました。

あらまあ。

自分の声は聞こえてない、自分の姿は見えてないとでも思ってたんでしょうかねぇ・・・。
そうねぇ、あれは、テレビの中の人を見てる目でしたよ。

声かけられたことに、かなりびっくりしてましたよ(失礼な!ちょっとにしとけ!)



それからねぇ


「自分と似てる」と言う確率の高さに気づきます。

これは、実は、良いことではありません。



似てると思う条件が少ないから、あれも似てるこれも似てる、と感じてしまうのです。


本当は、もっといろんな種類があるのを知っていれば、それとこれは似てないなぁって感じることができるのに。
比較する条件が少ないと、どうしてもそうなる。


世界はやっぱり広いよ。


いろんなものを見てから、もしかしたらもっと違うものもあるかもと推理しながら、ちっちゃな世界の中で

「ああ、あれみたいなやつね」

と自分を納得させないで欲しいなぁ・・・と感じます。


「これは、もっと違うのがあるかも~」

って想像してみることが、自分の世界を広くします。


哲学的な感じですが、実際に子供たちは、イマジネーションの世界を、こうやって、小さい世界から広い世界へとつなげて広げているんです。

認知症になりやすい人は、そういうイマジネーションの世界が小さい人なんですって。


どんどん広げましょう。

楽しみましょう。


相手の気持ちもそう。

「これに決まってる」

と思い込まないで、

「こうかも」

と想像してみてください。

たのしいですよぉ。



れっと あす とりっぷ