40代オヤヂの憂憤

現在の世の中に対する義憤や憂国の気持ちを率直に現してみる。ある種暇な40代オヤヂの床屋政談。

軍隊の次は現金消える?

2007-10-11 06:53:11 | Weblog
軍隊の次は現金消える? 人口30万のアイスランド インフレの歴史背景に(産経新聞) - goo ニュース

だから何なんだといいたいですね。軍隊がない国、大変結構ですね。世界中に平和が訪れ、地球連邦または世界連邦を組織しようといった段階まで来ればそれもいいでしょう。

アイスランドという地理的、地政学的条件が日本と全く異なる国を同列視しても無理がありますね。
経済も日本の一地方都市くらいの規模の国と1億2千万の人口を抱える国とじゃ話にならないでしょ。
電子マネーの導入が進んでいる国という紹介だけならまだわかりますけどね。
そこの国に軍隊があるとかないとかは関係ないでしょ。

この記事を見た能天気な絶対平和主義者や反日的サヨクの連中はアイスランドに学べとか言い出すんでしょうね。今からそれを思うと頭が痛くなってきます。

記事中に>「カードを使う方が現金を流通させるより安上がり。キャッシュレスが実現すれば、脱税や闇市場も駆逐できる」とアンダーソン氏は言う。政府も中央銀行も、国内消費動向を翌朝には100%つかめ、的確な経済・金融政策が打てる。

便利で経済政策にはいいかもしれませんが、私はこんな社会はイヤですね。国、政府がいちいち私の金の使い方に目を光らせているなんて我慢できません。私は脱税などする気も金もないですが、誰だって秘密にしておきたい金はあるはずです。

こんな記事を産経新聞が出すなんて?、朝日新聞ならわかりますが・・・

神奈川県議会、知事の多選禁止条例案を可決へ 全国初

2007-10-11 06:09:52 | Weblog
神奈川県議会、知事の多選禁止条例案を可決へ 全国初(朝日新聞) - goo ニュース

こういう条例は、全国一律でなくても可決できる自治体があればどんどん普及していって欲しいですね。

我が熊本県に於いても多選禁止の条例はないですけど、新人知事候補が現職知事に挑む場合、「清正公(せいしょこ、熊本ではこう呼びます)さんでも12年」「権不10年」をキャッチフレーズに使っていて、3期12年を阻止する傾向があります。

知事多選の弊害は最近多いのが、直接的には業者からの賄賂を受け取る、業者との癒着、当該地方公務員の気の緩みによる不祥事の続発、などがあります。
一方多選による恩恵であるはずの一貫した行政計画の執行などが財政難による事でできなくなってきています。

しかしこの多選禁止の条例が真に効果を発揮するには、同時に県議会の与野党逆転がないとその効果は薄れてしまいます。依然として昔からの勢力が議会において多数を取っていれば、新知事が出した条例も否決されてしまうからです。

それを見ている地方公務員の諸氏は、これまた新知事の意向どおりには動きません。これを阻止するには、県民が選んだ知事のために意向に沿うような議会内の勢力を県議会において形成するように県議会選挙でその勢力に勝たせる必要があります。

これを繰り返せば国政においての政権交代の素地にはなると思います。

必要なのは国政にしろ地方政治にしろ政治家に任せっきりでなく、我々国民、県民が彼ら政治家を選んでるんだという自覚を持つ事です。