眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

Jリーグ-監督解任の成果は?

2012-04-13 | Weblog
リーグが始まったばかりと言うのに、はやばやと2チームが監督を解任しました。
ガンバと川崎です。
ガンバは、シーズン前からごたごたしてましたから、早めの対応も仕方ありませんが
川崎はどうでしょうね。

川崎は、レッズ戦に続いて、FC東京にも、数で優位に立ちながら、
ゴールを許し、負けたことが決定的になたようです。
2勝2敗1分けとイーブンな成績で、通常ならば、こんな早く解任するような
成績ではないのですけどね。

両チームとも、サポーターに優勝を期待されている強豪チームであるということも
似ていますし、数年前のレッズともダブりますね。
前のシーズンにACLを優勝した後に、優勝確実と思われたリーグ戦を落としてしまった
オジェック監督は、次のシーズン初めの数試合で勝てず辞任に追い込まれました。

オジェックは解任されるとは思っていなかったようで、
ACLの強行日程に、リーグ戦だけでなく、ナビスコもメンバーを落とせない条件
だったJリーグの運営にも原因はあったとは思います。
ACL優勝の後、選手たちは疲労困憊していましたからね。
ワールドカップ予選にも、レッズの選手たちは酷使されていました。

残り数試合で1勝すれば優勝と言う条件にもかかわらず、
捨て試合を許せる状況でなかったチーム事情もあります。
その後、ナビスコの規定が変わり、ACL参加チームの予選免除、
リーグ戦との選手の入れ替えも緩やかになりました。

代わった監督は、長年チームを支えてきたゲルトで、失速しそうなチームを、
なんとか持ち直しましたが、優勝に絡むことはできませんでした。
この功労者を解任したことから、レッズが下位に沈むようになりました。
フィンケに代わってから、チームはごたごたし、中核となっていた選手たちが
次々に去っていったことも原因でしょう。

オジェックは、オーストラリア代表監督として、日本人の前に再び現れ、
その監督としての手腕は、今も評価されていることがわかります。
安易なシーズン初めの監督の交代は、かなり危険な兆候ですね。

今回のガンバは、チームの最高の功労者であった前監督への誠意のない対応、
フロント陣の無能振りなど、数年前のレッズを思い起こさせます。

また、川崎は、この成績での監督解任は、あまりにも気が短く、
監督を変えたにもかかわらず、これまでの5分の成績さえ残せなくなったら
その責任を一手に受けることになります。
その覚悟は、どのチームのフロントにもないとは思いますけどね。


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