光市三井にある『藤谷の滝』に行ってきました。
以前ご紹介した『妙見の滝』と、『一の坂の滝』とあわせて、『三井三滝』と呼ばれるものの一つ。
島田川右岸を走る、県道8号線から『周防の森ロッジ』の案内板のところから山のほうに曲がります。
小さな峠を一つ越えたすぐ先。
ここで車を停め、消火栓の看板があるところから、歩いて山手に上っていきます。
全然関係ない話ですが・・・
最近の消火栓の蓋って、カラフルなんですね。
滝までは、ここから200mほど。
結構な急坂ですし、舗装がかなり傷んでいますので、足元に注意が必要です。
最後は石段になっていて、登りついた場所には、トタン屋根の簡素なお堂・・・・いや、建物の中には石の祠があったから、お社なのかな?
滝はその左手にありました。
大きな岩塊の中を、向きを変えつつ、少しずつ落ちている滝で、それらすべての総落差だと20mぐらいはありそうですが、「ただの渓流じゃないか」と言われると、返す言葉もございません。
この部分が滝としてのメインになりましょうが、落差は2mほどでした。
ギリギリ滝行ができる高さ?
滝そのものは小さく、わざわざ見に行くようなものではないかもしれません。
でも、手作り感あふれる建物などを見ると、地元の方が、信仰の対象として大切になさっているのでしょう。
元はもっと立派な姿の滝だったのが、脆い岩盤が崩れたりして、今の形になったのかもしれませんね。