中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 矢萩 大輔 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

日光街道まるっと学び舎プロジェクト:三州製菓斉之平社長をお呼びしての出発基調講演 ~渋沢栄一に学ぶ「論語と算盤」の実践で個も組織も輝く社会とは~ ②

2019-11-05 16:53:07 | 組織開発・社風改革
弊社は2007年からES(人間性尊重経営)を掲げてCSが全盛期の時代に周りから否定されながらも真実はここにある!とやってきましたが、今回の斉之平社長の話を伺い、いままでやってきたことは理に適っていることなのだと励まされ勇気が沸くそんな参加者以上に私自身が一番為になったのではないかと思えるセミナーでした。



前回ブログでお伝えした5つの点についてそれでは触れていきたいと思います。

1.三州製菓さんの理念、すべてのものを真に活かす経営とダイバーシティについて

2.不易流行とインテグラル理論

3.合本主義とSDGs

4.道徳経済一致説からみる公益と私益

5.働き方改革時代のリーダーについて


まず、1、についてです。三州製菓さんの経営理念に掲げられている「すべてのものを真に活かす」という哲学はまさに多様性を経営の柱におく思想です。斉之平社長は基調講演の中で話していましたが、手帳によるガラス張り経営を推進しています。まさに自律分散型組織の3つの要素である情報の共有です。経営陣と社員との間の情報の非対称性をなくすことをやっているのです。



そして、手帳を社員とやり取りする中で社長が自ら全員の仕事の在り方、思いを良く読み、そしてすごいことに一人一人に直筆でメッセージを返していくのです。これは、中々できるものではありません。そして、社長自らが社員の強みを理解して全員を活かす為にはどのような方向性示していけばよいのかのストーリーをつくっていくのです。まさに多様な人材を活かす。社長自身がストーリーテラーでもあるのです。



ここには、後に触れるこれからのリーダーの在り方、ファシリテーター、編集者としてのリーダーとしての新たな在り方にも通じてくると思うのです。

続いて2、について触れていきたいと思います。詳しくは渋沢栄一の歴史を読んで頂きたいのですが、渋沢栄一は、反幕府→幕臣→新政府官僚→民間とどんどん立場を変化させていきます。一見すると節操がない、日和見と見えてしまいそうですね。

しかし渋沢栄一が大切にしていたのは、内面的価値観であって変えるものと時代に合わせて変えるものとを自分自身の哲学、軸をおいて柔軟に激変の時代を生き抜いてきたということです。そこには、東洋哲学の真善美の精神そして私自身が勉強しているインテグラル 物の見方から学習し自ら変化するという柔軟な在り方を身に付けた人物だったのだと思うのです。まさに、VUCAといういまの時代の在り方と共通しているのだと思うのです。




そして、3、の合本主義の考え方です。
この時代活躍したもう一人の偉人として岩崎弥太郎が思い起こされます。言わずと知れた三菱の創始者です。岩崎弥太郎と渋沢栄一はどちらも日本を経済で強くしていこうと時代を動かした歴史上の人物です。
しかし、この2人のそのやり方は、次の点で異なってました。岩崎弥太郎は単独資本主義であり、渋沢栄一は合本主義という考え方です。そこには、岩崎弥太郎の所有という思想と渋沢栄一の広くお金を集め社会の課題を解決していくという点で2人はそのやり方を異にしていたのです。
どちらが正しいか間違っているかということではなくそれは、時代そしてタイミングによってそれはダイナミズムの中で変化をすると思いますがいま、日本の社会の方向性をみると原発の問題、格差社会の問題、ニート問題などなどそして世界的にはSDGsが17のゴールを抱えているように一人の1社の手に負えない大きな複雑な問題を抱えておりまさにオーブンイノベーションの時代、合本主義の時代とも言えるのでは無いでしょうか?経済的な価値の追求以上に個人、会社の在り方そして日本の世界に対する在り方こそが問われるそんな時代にいるのだと思うのです。

SDGsから始める「攻め」の人事労務管理のすすめ▼




そして、それは、次のブログでも触れさせていただきますが公益と私益の渋沢栄一の在り方にも通じてくるのです。

③へつづく▼


日光街道まるっと学び舎プロジェクト▼


コメント   この記事についてブログを書く
« 日光街道まるっと学び舎プロ... | トップ | 日光街道まるっと学び舎プロ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

組織開発・社風改革」カテゴリの最新記事