5月5日、端午の節句は立夏(りっか)の日。『暦便覧』によれば「夏の立つがゆへなり」、要するに夏が始まる日で草木の新緑が萌え夏の気配が感じられる頃となる。
五月晴れの空にバタバタと音たてて翻る「鯉のぼり」が陽に輝く新緑によく映える。がこの時期、高気圧と低気圧が交互に通過するので晴天続きのGWという期待はできないという。そう言えば今年も日本晴れは無かったナ~。
立夏:白堂翁書 日本 初候 蛙初めて鳴く
次候 みみず出ずる
末候 筍生ず
中国 螻蟈鳴(ろうこくなく) *アマガエルが鳴き、産卵を始める
蚯蚓出(きゅいんいず) *ミミズが地上にはい出る
王瓜生(おうかしょうず) *カラスウリの青い実がなり始める
亀は万年!長寿の秘訣はストレスをため込まない事。そんな風情ですね。あくせくすることなく、長閑に立夏の陽を浴びて寂として動かず。群れてひなたぼっこをする習性でもあるのか。
公園や寺社の池をはじめ一般家庭で飼育されるのはクサガメというからこれもクサガメなのか?しかし、有名なイソップ童話のカメさんはセッセセッセと地道に勤勉に働く人間像(亀像)として描かれていたと思うが……。ために足は速いが怠惰なうさぎさんが負けてしまうお話。
<タニン様の背中に乗り上げての甲羅干しとは。水苔が白く乾いている>
原産地中国では牡丹を花の王様といい富貴の花とする。日本へは奈良時代に弘法大師が持ち帰ったという。優雅で華やかな美人のたとえに使われる『立てばシャクヤク,座ればボタン,歩く姿はユリの花』とか。日傘が似合います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます