知音札記

現代日本の演劇、映画、音楽など芸能関係を中心にレビューを書き、語る。

超特急BOYS GIG Vol.5~男8号車の結束は固いぜ!

2019-02-04 15:15:02 | 演劇 映画 音楽
  2019年2月3日、18:00~LIQUIDROOM

  満員の会場は大盛り上がりだった。整理番号順に入場する際に、ライブの性格上「性別証明」も求められる。保険証を携帯していたので、もちろん即パスしたが、最初に提示した運転免許証には写真は示されているが、性別まで記載されていないことにはじめて気づいた(笑)。

  さて、ドリンク券を水と交換して地下のホールへ。ステージに向かって左側の立ち位置を確保したが、開演まで30分以上ある。立錐の余地がないとまでは行かないものの、かなりの混雑度の中、開演を待つのは少々しんどい。窮屈な立ち姿勢のまま最後まで楽しめるだろうかと不安な気持ちもあったが、いざ始まるとそんな心配を超特急の熱いパフォーマンスが一気に吹き飛ばしてくれた。
  今回が五回目という超特急の男祭り、ライブビューイングを含めてこれまでほぼ参加しているが、明らかに年々進歩している。特に今回はタカシの司会、歌唱に格段の進歩が窺えた。オイラの記憶違いでなければ、タカシのソロによる「エール」は男祭りでは初めて披露したのではなかろうか? 情緒的な気分に流されることない、凛とした歌い方がとても印象に残った。隣の兄ちゃんははじめて聞いたらしく、「(超特急)こんな歌も歌うんだ」と連れの友だちと会話していた。もちろん全体を通して、超特急のダンス、歌、そして暖かいファンサービスどれもが素晴らしく、パフォーマンス中に8号車たちの掛け声・声援が入る曲、掛け声・声援なしでダンスを鑑賞する曲や歌を聞き入る曲、どれにも素晴らしいエンタメ性が感じられる。そうした音楽スタイルの多様性と人間的資質の良さがにじみ出たトークが彼らの最大の魅力だと改めて実感した。
  男祭りに限らず超特急のライブでの声援は因習、強制は一切なしだが、特に男祭りは、一般的な意味で伝統などに束縛されることもない真の祭の姿がある。まさに「祭りかくあるべし」の見本のような感じがする。狭い会場で皆が周囲をそれとなく気遣いながら動き、声援する。バトルコーナーでステージに上がった同胞8号車を暖かく応援する姿は、「絆」というような実質半ば強制的で胡散臭いものではない自然で自発的、主体的なもので、いわゆる一般的な日本の伝統的な祭り、行事の奇妙な体質とは対極にあると言える。逆に言えば、そうした伝統の窮屈さ、束縛から解放された新しい性格の祭り、それが超特急の男祭りであると思う。これこそが日本の若者が求めているもので、それはもちろん、ハロウィンのバカ騒ぎなどとは全く異質のものである。ユースケ、ユーキ、タクヤによる当日のダイブもそのような状況のもとに行われた。メンバーと男8号車たちが自らの意志で協力して成し遂げたものである。

  ただ、ライブの途中で、メンバーのよる恵方巻食べ競争が行われたが、あれはちょっと気の毒だったように思う。体に良くない。特に喉には。第一、恵方巻などというのは関西の習慣であって、実際は大企業支配下のコンビニが画策した商売に過ぎないので、あんなものに惑わされない方が賢明である。豆まきの方が良かった。次回は袋入り豆かチョコ、クッキー、煎餅まきをお願いしたい。
  スタンディングでのライブは背の低いオイラにはつらい。が、メンバーはダンスで動きまわるので、まったく見られないわけではないが、大勢の人の間からステージの様子を垣間見るのが精いっぱい(この会場にはモニター画面がない)。狭い会場なのでオイラも声援の際の動きに気を使ったが、周囲から体に触れられることもまったくなかった。要するに皆が基本的なマナーを心得ている。特に混乱もなく、終演後みんな笑顔ではけて行った。ここにも男8号車の結束の固さが見える。とはいえ、もっと大きな会場での開催を切望する。その実現に向かって男8号車も応援頑張るぜい!!

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