３月に川べりに自生しているカラシナを摘み、４月になると川中に繁茂するクレソンを摘みます。
クレソンは根っこが残っていれば、再び増殖するので、収穫は根っこの上から茎と葉を摘みます。
お浸しで食べることが多いですが、パスタの具としても使うことがあります。
苦味があるので、子供達は好みませんが、大人は春の季節を感じる食材として苦味を楽しみます。
スーパーの店頭に並ぶクレソンは茎が長くて苦味も少ないですが、あれはビニルハウスで水耕栽培されたもので、日光が制限され茎長になるように水深を深めにして栽培した品種です。
野生種は日光をたっぷり浴びるので、葉っぱの色は濃くて苦味が強くなります。
浅瀬に自生するので、茎はあまり長くなりません。
クレソンをバケツ一杯採って来ても食べるに及びませんが、バケツ一杯分を買って来たら、大変な金額になります。
