昨日10月10日は体育の日ですね。晴れの特異日ともいわれますが、今年は前日に雨が降るなど、今一つの天候でした。
さて、今日も駄文です。ある秋の麗らかな昼下がり、郊外の閑静な住宅街を歩いていた時のこと。町の一角に葬儀会館があるのが目にとまりました。そして、その周囲の家々には、「葬儀場建設反対」ののぼりが数多く並んでいました。おそらくは、住民の反対をよそに建設が完了してしまったのでしょう。
ですが、葬儀場とはいっても、いわゆるセレモニーホールとか何とか最近では横文字で呼ばれているやつで、当然ながらそこで火葬したり、読経の声が漏れ聞こえたりするわけではありません。「葬儀場建設反対」というのぼりは、結構あちこちの住宅街で見られますが、実際のところそれほど迷惑な建物なのかな?という疑問を実はもっています。
私は、地方を訪ね歩く趣味の関係上、こうした葬儀会館をよく目にします。ですが、近くを通ってもとりたてて周辺の生活に迷惑になるようなことがあるようには思えません。騒音もなければ、悪臭も、夜の過剰な発光などもありません。
逆に、こうしたセレモニーホールは、たいていなぜか広い駐車場を兼ね備え、そしてそこには大抵ほとんど車が止まっていません。建物も、葬式のイメージをなるべく薄めたモダンなものが多く、むしろ周辺の美的環境の向上に役立っているのではないかと思うくらいです。
結局のところ、葬儀会館に反対するのは「葬式=死」というマイナスのイメージによるところが大きいのではないのかなと思うのです。あるいは、付近に葬儀関連施設ができることで自宅の地価が下がるとか、現実的な理由もあるのかもしれませんが、突き詰めればあくまでイメージや気持ちの問題なのではないかと個人的には考えています。付近に当該の問題を抱えていないので、詳しいことは分からないのですが、どなたかご存知の方がいればお教え願えればと思います。
そんなにネットとかやってなさそうな家にもあったりするんだけど、そういうプロ市民or小銭稼ぎみたいな人たちが各戸説得してまわって反対させたりしてるのかねぇ。
今度駅前に新しくマンションが建つらしいんだけど、これも反対した方がおトクなのかしらww
……貴殿と気づくのに時間がかかってしまって申し訳ない^^;
マンションデベロッパー出身者に聞いたんだけど、どちらにしろ建てるから、購入検討者が忌避しないように、反対住民や既存マンションの管理組合の理事長とかにお金を渡しておろしてもらうんだって(後者の場合は、組合ではなく、個人の懐に入るケースもあるとか)。その交渉専門部隊もいるほどらしい。
要は、どうせ無駄だけど、騒いだモン勝ちらしい。近くに立つときは、とりあえず垂れ幕出すのをオススメすると言われた。
ひょっとしたら、葬儀会館の反対者も、Google先生に「近所 葬儀会館 建築」って聞いてみたらこういう情報が出てきて、キタコレ反対すべし(゚∀゚)アヒャ アヒャヒャ …となったのかもね。笑