塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

公然わいせつと不法入国と:平和な事件簿

2009年04月25日 | 徒然
  
 昨日今日とニュースの一面は草彅容疑者が泥酔して全裸になった事件(?)で持ちきりです。同じく酒好きで全裸はないけどいろいろと失敗を重ねてきた自分としては、余り他人事と笑い捨てられないような気がします…。ただ、こんなことが2・3日トップニュースとして君臨できるなんて、日本は本当に平和だなーと改めて思います。まあ、CMとかに起用したスポンサーなんかにとってはかなり重大問題だとは思いますが。

 平和ボケでふと思い出したのが、先日話題になった、本国へ強制送還されることになった東南アジア出身の夫婦が日本でもうけた子供をどーしよーかとかいう話です。この両親は不法入国者なので本国へ送還すれば良い訳ですが、彼らは日本滞在時に子供をつくった為に、その子供の法的な位置付けが問題だったと記憶しています。

 つまり、子供を両親と一緒に国外退去処分にするか、日本で生まれたので子供には日本にそのまま滞在する権利を与えるか、ということなのだろうと僕は考えていました。ところが、どうやら日本のマスコミが食いついたのはそこではなくて、日本で生まれ育った子供が当然日本に留まりたいことを前提として、両親にも在留許可を与えるべきだという、何ともトンチンカンな理論を持ち出していました。

 兎にも角にもこの両親は不法入国・不法滞在・不法就労な訳ですから、退去処分になるのは余りにも至極当然です。子供がかわいそうだから査証を与えろとは、子供のためなら罪を犯しても無罪放免にしろということでしょうか。日本の平和ボケここに極まれりという感じがして仕方ありませんでした。

 この間の北朝鮮のミサイル発射についても、鳥○俊○郎が「みんな騒ぎ過ぎなんですよ」と放言していて朝っぱらからびっくりしてしまいました。そんな平和な日本に生まれて自分はどう見ても幸せ者です。本当にありがとうございました。
  

  

おまけ:月面で全裸を晒す男
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